2023年3月の記事一覧

1009【最終号】校長室のひとり言(御礼)

最終号となる1009号の発信です。
私、中島村への赴任は初めてでした。
滑津小には、2年間の勤務です。

「滑津小って、なんかいいよね。」
子どもを中心に据えて、
そう思ってもらえるような
教育活動の展開に努めてきたつもりです。
どこまで達成できたか不安も残りますが
校長としては、充実した毎日でした。
子どもたちの真っ直ぐな眼差しや
天真爛漫な笑顔に支えられたからです。
修了式、卒業式、そして、過日の離任式
佳き「集大成」に出合い、大満足です。
この場所で、
広々とした田園風景を眺められる、
爽快感を味わい尽くしました。
4月からは、悠々と流れる大きな川に
心癒やされるといいな、と思います。

本校へのご理解、ご協力をいただいた
保護者、地域の皆様、関係各所の方々
全ての皆様に、厚く御礼申し上げます。
お世話になりました。
本当にありがとうございました。
また、
私の戯れ言トーク(1009)
寛容な態度でお付き合いいただいた
マニアの皆様にも心より感謝です。
これからも、
滑津っ子の活躍に期待してくださいね。
私も、少し遠く(1009)の地から
ずっと応援しています。

私は、「住めば都」気質なのか、
その土地固有の良さに触れると
すぐに好きになってしまいます。
汗かき地蔵様との衝撃的な出会い!
あの瞬間は、忘れないでしょう。
最後のショットに選びました。
「中島村って、なんかよかったな。」
その想いを胸に、本校を後にします。

「現職」最後の戯れ言です。
全ての皆様に
Thank you(1009) very much.

私も、精進いたします。
では、またどこかで。

1008校長室のひとり言(チーム)

本日、最終日!
あと少し、最後の炎をポッ、ポッと。

後任者との引き継ぎを行いました。
事務的な部分は別として、
「引き継ぐ」っていう事実に直面すると
やはり、感慨深いものがありますね。

卒業式後に撮影した、
本校精鋭チームをご紹介します。

教育目標に向かって努力し続ける
子どもたちの自己実現を支援すべく、
理念を共有し、
同じ方向性を保ちながら
全力で立ち向かったメンツです。
卒業式当日、不在の職員も含めて、
「チーム滑津」全員に対し、
校長として、感謝、であります。

おまけゲームとして。
「ICT支援員の暁先輩を探そう!」
卒業式に参加するため、
ビシッと決めて参上してくれましたから。
さあ、どこにいますか~?

蛇足:
この場をお借りして、突然のお願いです。
このHPも当然、4月から「新装版」
次年度の組織にて運営されますからね。
後任者には、
「無理に踏襲しないで」と伝えました。
皆様、行間を読んでください。
う~ん。表現が難しいな・・・。

拙稿スタイルは、私が勝手に始めた
「イレギュラー」な要素ですから。

1007校長室のひとり言(来訪者)

4月からの新中学2年生が、
もと担任に会いに来ました。

「校長先生、行っちゃうんだよね?」
「じゃあ、ご挨拶していったら?」
的なやりとりで、校長室へ。

勉強が難しくなるから心配だ、とか。
新一年生、部活に入るかな?、とか。
自転車の乗り方、上手くなった、とか。

「校長先生の、日記みたいなヤツ、
 私、読んでますよ~。」
「私も。1か月くらい前の読んだ。」
おっと、こんなとこにもマニア発見!

じゃあ、載せてあげる。


卒業生(新中学一年生)の皆さん、
この二人、優しくしてくれますよ~。
ちゃ~んと、約束していきましたから。

1005校長室のひとり言(想い)

昨日、28日は「離任式」でした。

全校生に、何を話したって?
それは、
「今、自分がいる場所を
 好きになることから始めてみよう。」

4月に進級し、新たな教室に入り、
新担任との出会いで始まる新生活です。
少しポジティブな気持ちで臨んでほしい。
それを伝えたかったんです。
3月末で本校から転出する子や
進学先が一人違う卒業生もいるので。
道が拓けるようにとの願いを込めて。
おい、もしかして、自分へのエールか?
そうかもしれませんね・・・。

今日、この場に集まってくれた
全校生の全員と握手をしよう。
そう、決めてました。

強く握り返してくる子
一瞬手を引いて、ゆっくり手を差し出す子
わざと、左手で握手してくる子
ちぎれんばかりに握った手を振る子
そうそう、
ガンとばしてきた卒業生もいた(笑)

お家で練習して来たのかなぁ。
たどたどしくも、丁寧な言葉で
別れの言葉を述べる低学年の子ら。
「お身体に気を付けて・・・」
「次の学校でも頑張って・・・」
なんて言われると、
その瞬間、思わず、背筋が伸びた!
手紙やメッセージをしたためて
少し照れつつ、渡してくれた子ら。
一人一人の想いが
十分すぎるほど伝わってきました。
ありがとう。ホント、うれしいです。

お家の方からもたくさんの
温かいお心遣いをいただきました。
心より感謝申し上げます。
拙稿への「ファンレター」まであり。
これには、MAX照れました。

握手をしながら、子どもたちの
笑顔、言葉や仕種に触れました。
やっぱり、子どもって、「未来」を
感じさせる、凄い力があるんですよ。
次の学校でも、気張らんと。
そう、決意させられました。

1004校長室のひとり言(スケジュール)

「異動」が決まると
一気に、周囲が動き出します。
3月31日までの過密日程の始まりです。
本日は、
転退職者の「挨拶回り」を行いました。
村役場、村教委、児童館、他関係各所へ。

私以外の該当者は、
3名(教諭、養護助教諭、支援員)です。
他、福島大学大学院に派遣の教諭1名も
今春、卒業となり他校へ現場復帰です。
2年間の大学院派遣も所属は本校なので
書類上、本校からの転任扱いとなります。

勤務年数の差はありますが、
その期間中、ご家庭と地域の方々に
支えられたことは紛れもない事実です。
そのおかげで、貴重な日々を
過ごすことができました。
感謝申し上げます。
誠にありがとうございました。

昼食の時間を使って、本校職員から
「送別会」を開催していただきました。
年度末、様々な仕事が錯綜する中、
ありがたいことです。
感謝しかありません。

明日は、「離任式」です。
実際のところ、離任できる状態ではなく
様々なモノが、てんやわんや状態(汗)
さて、明日は、何を話そうか・・・。

こうして、
徐々に、自分はこの学校を去るのだと
強く思うようになってくるのです。

1003校長室のひとり言(お約束)

 

 

 

 

 

 

私、「異動」です。

 

卒業式の翌日には、
「辞令交付」前にもかかわらず、
朝刊各紙に掲載されてしまう「お約束」
これが新聞社のセオリーなんですよ。
ご退職の校長先生方の紹介とその後任人事
まるっと、一気に掲載ですからね。

本日、辞令はいただきましたが、
(だから、本稿を作成できます。)
朝刊を読んでいる時点は、「前」です。
そこが、ミソ・・・なんですよ。

文章(文末)表現は配慮があるんです。
私の場合はというと、
A紙では、
「~の名前が挙がっている。」ですし、
B紙では、
「~を充てるとみられる。」でした。
ある意味、作文の勉強になる(笑)

今日、出勤すると微妙な空気感・・・。
そりゃあ、そうですよね。
校長異動の職場は、同現象、起きてます。

明日の新聞各紙は、
「教職員人事異動」全件掲載です。
お楽しみに!・・・なのか???

この校長ブログも余裕があれば
もう少し、発信する予定です。
3月31日までは、現職に専念です。

1002校長室のひとり言(余韻)

 

 

 

 

 

 

 

 

「卒業証書授与式」を挙行した午後です。
この時間帯、この雰囲気が
私は好きです。
余韻に浸ることができるからです。
心地よい疲労感とともに、
安堵感や達成感、その他もろもろが
入り交じった、何とも言えない感覚です。

本稿を作成しながら、プチ回想中

「私、ガンとばされました。」
卒業証書授与の際、
一人一人が真っ直ぐ見つめてくる眼差し
マスク無しの素顔が、まぶしく見えた。
気持ちがストレートに伝わってきます。
これにやられました。まいりました。

天気はもったのですが、
式辞での校長の涙腺は、崩壊しました。
感情の起伏が最高潮に達した数回、
声が震え、言葉が一瞬、止まりました。
お恥ずかしい・・・。
式辞中も想いをぶつけてくる子ら。
食い入るように見つめる子
うなずき、反応を繰り返す子
ニコニコと、微笑み返してくる子
感極まって、目を真っ赤にしてる子
壇上から、それを見ちゃうと・・・。
根は泣き虫なんですよ、私は。

本校自慢の、教育目標の「最終形」
その晴れ姿を見届ける場にいたことは
校長として至福の瞬間でありました。
彼ら、彼女らに言ってあげたかったので
式辞に入れたのです。
「でかしたね。」って。

卒業生の皆さん、
今日こそ、自分を大いに褒めようね。
皆さんの将来に、幸多かれと祈ります。

https://nakajima.fcs.ed.jp/blogs/blog_entries/view/83/655e5919d4e2388fade9730f08db8a0f?frame_id=28

 

1001校長室のひとり言(準備万端)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

1000号ぴったり!で今日、終わると
妙に、そわそわしちゃうので、
立て続けに1001号の「小ネタ」を。

もし、・・・もしも、ですが。
家で保護者の皆様と一緒に
拙稿をチェックしている卒業生のために。
ボーナスポイント進呈(笑)
明日の「式場」を見せちゃうぞ、と。

式場に入場する時のアングルと、
証書を授与した後に
全体に向かって証書を披露する位置からの
眺め、です。

気持ちを整えるのに役立ったかな?
逆に、
緊張感MAXにさせちゃったら、
ゴメンナサイね・・・。

では、明日、待っています。
「自らの卒業を自らの手で。」だよね。

祝1000校長室のひとり言(披露)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「粋な」催し、でした。

修了式が滞りなく終わると、
(式辞、お子さんに聞いてくださいね。)
6年生が体育館へ入場してきました。
全体に係る各種表彰を行うためです。
その後に、「何か」が、起きました。
まぁ、事前に、私は知ってましたけど。

それは、6年生からのプレゼント。
全校生が一堂に会する最後の機会に、
卒業式に参加しない在校生のために、
式中に歌う「式歌」を披露したのです。
情感込めて、歌い終わると
その流れで「別れの言葉」も続きました。
「いよいよお別れの時が来ました」
とか、
「大好きな滑津小学校、さようなら」等の
セリフは、サプライズの渦中にある
在校生の心に、ぐっと響いたはずです。

実は、ある副産物もあったのです。
一緒に練習を積んできた、控えの伴奏者
その彼女の伴奏での歌唱だったのです。
(担任は、動画撮影してましたから。)
これまた、いい話でしょう?

 

 

 

 

 

 

何かを感じ取った、受け取った。
そんな表情を浮かべ、拍手をする子ら。
私の意識は、自然と5年生の列に・・・。
伝わってたらいいな、と願います。

 

 

 

 

 

 

 

 


◇◇◇
自意識過剰な「祝」冠を付けたので
一目瞭然ですよね?
本稿で、1000号達成です。
卒業式当日のネタを狙わなかったのは、
私の、若干の照れがあったからです。
意図的調整により、ズラしました。
2月中旬の「人事評価」最終面談にて
(校長も、評価されるんですよ・・・。)
村教委の教育長さんと学校教育課長さんに
「今年度中に、1000号達成」を
宣言しておりましたので・・・。
豪語した手前、必死の更新でした。

常に寛容な心持ちで閲覧いただいた皆様に
この場を借りて、厚く御礼申し上げます。
視点がマニアック過ぎて
「開いた口が塞がらない」状態の中でも、
「なんか、滑津小って面白そうだ。」と
思ってもらえたのなら、うれしいです。

999校長室のひとり言(点描)

明日は、今年度最終の授業日ですが、
「卒業証書授与式」ですので、
(在校生は、学級活動のみで下校)
実質的に、今日がフィナーレ的な?

 

【日常】
3年生は、「保健」の学習中です。
自分の健康的な生活を確かめています。

 

 

 

 

 

 

2年生は、体育科でサッカーです。
歓声を上げながらドリブルで動き回る。
最終日もきっちり授業、日常です。

 

 

 

 

 

 

【挑戦】
今日も、「めあてをもって 学ぶ子」や
「つよく たくましい子」が現る。
「美文朗誦」の暗誦に2名、来室です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

【静と動】
校庭で体育科授業の2年生教室
教室を離れる際の室内整理整とん。
「誰もいない教室」の成立です。
この文化は、継承させたいですね。

 

 

 

 

 

 

 

【緩急】
明日の卒業式を目前に控え、
リラックスムードで過ごす6年生
この「お楽しみ会」を終えれば、
気持ちの切り替えで、いざ!

 

 

 

 

 

 

【環境】
ここ羽黒の丘に爽やかな風が吹く。
しかし、花粉だけはご勘弁を。

 

 

 

 

 

 

 


久しぶりに、
図書室ベランダから滑津ケ原を望む。
いよいよ、明日、なんです。

 

998校長室のひとり言(代弁)

 

 

 

 

 

 

 

 

昨日の「休日出勤」(おいおい・・・)
各教室を巡視した際に、出合った言葉

間もなく始まる「修了式」での式辞
その中で私が言いたいことと、
微妙にかぶっているんですよ。
なんか、うれしい。

教育目標の「な・め・つ」に向かって
全校生が懸命に努力をしたこと
そして、本日が、
意義ある「終わり」の日であること。

各担任が、自分の言葉を選び、
それぞれの学級キャラに応じて、
子どもたちに「きちんと」伝えている。
それが、校長の伝えたいことと
方向性がシンクロしている。
組織の長として、
素直に喜びを感じます。
ありがたいことです。
佳きソフトランディング、
「着地」ができそうな予感がします。

で、
校長は、式辞の内容、変えるの?
いや、変えませんよ~(笑)
本校としての一年間の歩みに
筋を通します。

お知らせ SDGs

 中島村は「水」で勝負です。SDGs の「アイディア」は、卒業する6年生がもっています。アイディアを形にします。

3ツ星3ツ星理科担当3ツ星3ツ星

997校長室のひとり言(共演)

 

 

 

 

 

 

 

 

「一人一鉢」運動で育てたプリムラが、
式場に向かう廊下に並んでいます。

 

 

 

 

 

 

十人十色か、
百花繚乱か・・・。
見ているだけで楽しく、心躍ります。

「どうせ、校長、来てるんだろ?」と
滑津小ファンの皆様、こんにちは。
今日は、私の他、2名いますよ(笑)
要チェックのリアタイ閲覧に感謝です。

明日は、修了式。
在校生も、自分が育てた「花道」を
通って、最後の式に臨みます。

 

 

 

 

ついでに、
校長室の新旧共演をお見せします。
昨年度、花が終わった鉢を
頑固に育て続けました。
なぜか、
左の先輩、勢いあるんですよね~。

996校長室のひとり言(ふつー)

今日から、残り3日間です。
こういうときこそ、ふつーな生活だ。
特別なコト、やりがちですけど。
いや、やってもいいんですよ(笑)
学級活動の一環で、イベント等とかね。
ただし、
「テスト祭り」だけはNGです。

 

つくし学級、朝のほんわかした感じ

 

 

 

 

 

 

 

 

6年生は家庭科でプレゼンだ。
タブレット端末も使いこなしてますな。

 

 

 

 

 

 

 

1年生は、天気が良いので
外でドッジボールに興じる。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

昨日の「桜」(ビフォー)
アフターのアングルを掲載します。

995校長室のひとり言(待つ)

明日からは、今年度最後の3日間です。

「校長、今、学校におるんか~い!」
総ツッコミ状態ですね・・・。
スミマセン。いろいろと野暮用で。
仕事が遅い校長で、申し訳ないっ!
そろそろ帰ります。
このブログをアップしてから(笑)

明日20日の通常授業
「春分の日」を一日はさんで、
22日は、修了式
そして、
23日の卒業証書授与式

焦らず、慌てず、着実に。
その日を充実して過ごすであろう
子どもたちのことを
待っている桜、です。

994校長室のひとり言(粋な)

 

 

 

 

 

 

6年生による特別企画です。
卒業関連行事に係るプロジェクトの一環で
小学校生活の最後に、
下級生と楽しいひとときを過ごす。
その趣旨のもと、行われました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

本日、朝の活動の時間帯を活用して、
6年生が分担して各学級を訪問しました。
提供したゲームは、「伝言ゲーム」です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

下級生のある女の子は、
「6年生の出す問題、難しい~」
と言いながらも、顔はにこやか。
楽しくて、自然にガッツポーズも。

 

 

 

 

 

 

最後には、
各学年へ「色紙」のプレゼントあり。
粋な計らい、ですね・・・。

自分たちの卒業に向けて、
何をすべきか。
何をやりたいのか。
ひとつひとつ、丁寧に、形にしています。
最終の着地、ソフトランディングのため
徐々に、高度を下げているところ。
来週、残すところ、あと3日間です。
悔いなく。

 

 

 

 

 

 

6年生の「動き」は、
5年生にとっても、生きた学びです。
そうか、こういうことなのか、と。
5年生の色紙には、何が書いてある?

993校長室のひとり言(気ぃ、遣わせちゃって)

 

 

 

 

 

 

 

科学捜査研究所長様こと、
「科捜研の男」からお祝いメッセージが
6年生宛に届きました。

先月、キャリア教育「講話」を
6年生にアツく行ってくれた御仁です。
ご配慮、ありがとうございます。
気ぃ、遣わせちゃったな。

現職の科捜研所長の話を聴かせたい。
その発案が、教育効果を生み出しました。
「なんのこっちゃ?」の方々のために、
該当記事を添付します。
ご興味のある方は、続報の②③も
お手数ですが探してご覧ください。

私の「読み」は当たりました。
彼は、多分、一年で異動だろうと。
なので、依頼をしてみたのです。
まさに、千載一遇の機会をゲット!
予想どおり、
過日、県警の人事異動が新聞発表です。

機動捜査隊長の講話は・・・
う~ん・・・「無いな」(笑)

https://nakajima.fcs.ed.jp/blogs/blog_entries/view/83/f4859ba09616193b1fd9a0e2eae2c764?frame_id=28

992校長室のひとり言(学びの連鎖)

 

 

 

 

 

 

 

 

1年生2名の、この驚きの表情
心の中の声が、聞こえてきそうです。

順番待ちの「美文朗誦」への挑戦
自分たちの前に暗誦を披露したのは
6年生のIMさん。
与謝野晶子の詩
「君死にたまふことなかれ」を
よどみなく暗誦しました。
そりゃあ、驚きますよね・・・。

6年生が、残り少ない学校生活でも
毎日を懸命に、充実して過ごす。
その姿で、下級生に示す。
まさに、その典型だったなぁと。

連日、校長室に通うメンバーの中で
この2名が、その幸運に恵まれた(笑)
刺激を受けたのか、
FUさんは、「いろはかるた」完了!

 

 

 

 

 

 

 

 

本校の中で、佳き流れが
静かに、でも着実に、出来つつあります。

991校長室のひとり言(カスタマイズ)

 

 

 

 

 

 

 

 

3年生の国語科「モチモチの木」
物語の読み取り場面も、
そろそろクライマックスを迎えます。

今回、紹介したいのは、
3年生のノート記述の「テクニック」

「板書」は、模造紙を活用しています。
利点は、学びの軌跡を掲示できること。
既習内容を振り返ることができます。

冒頭の写真が本時の板書なのですが、
単純に書き写すだけでなく、
工夫をしている子が数名いました。

「モチモチの木に灯がともる」を
「モチモチの木に灯が!?」と
サスペンス調(笑)で簡略化です。
周りもギザギザで囲んでいますよ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

二人目は、
注目したいキーワードを目立たせる。
「勇気」がポイントなんだね。
その勇気は、本文のどこにあるか?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

最後に紹介するノートは、
一人の子どもしか見ることはできない。
それも勇気のある子どもだけ。
そこに、
「なぜ?」と書き込んである。
自問自答の、まさに追究型です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

こういう技能を身に付けると、
学ぶことが楽しくなること
間違いなし!

990校長室のひとり言(オフショット)

 

 

 

 

 

 

 

今朝の校長室ボランティア清掃の2人に
昨日の卒業式予行の感想を尋ねました。
「凄く、緊張しました。」
「証書もらう時、両手を出しちゃって。」
なるほどね・・・。
しかし、昨日も言及したとおり。
全く、問題なし。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

その6年生が、
待望の「卒業アルバム」をゲットした。
教室訪問したときに、配付されたようだ。

 

 

 

 

 

 

 

歓喜と静寂が入り乱れている。


 

 

 

 

 

 

しばし、
卒業の緊張から解き放たれた?

 

 

 

 

 

 

 

となりの1年生教室では、
廊下の掲示が様変わり。
「卒業式」バージョンがお目見えした。
これを見たら、
また緊張感が高まってくるかな?(笑)

989校長室のひとり言(卒業式予行③:保護者席)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

卒業式予行の「番外編」です。
卒業式当日には参加しない5年生が、
保護者席に座って参加しました。
卒業の「見学学習」です。

コロナ禍前の「通常型」では、
在校生として卒業式に参加していました。
卒業生を見送りつつ、
自らの、一年後の「卒業」を
イメージする場だったのです。

この日限りの参加でしたから、
椅子の座り方も・・・。様々でした。
身体、くねくね。足、ブラブラ。
中には、ふんぞり返っている子も。
指導されていないし、練習もなしです。
仕方ないですね。
しばらく、黙って見ていました。

すると・・・。
こんな姿や、

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

あんな姿が、ちらほらと出現です。

 

 

 

 

 

 

 

 

厳粛な雰囲気を感じとり、
6年生の姿を見よう見まねで。
感心しました。

 

 

 

 

 

 


拍手もしっかり。

 

 

 

 

 

 

 

 

学ぼうとする気持ちがあれば、
そこは、学びの場として機能します。

988校長室のひとり言(卒業式予行②:リカバリー)

予行で褒めたことの2つめ。

「別れの言葉」で、少し沈黙が・・・。
欠席者のフォローがないのか?
もしかして、誰かがセリフ、飛んだ?
様々なケースが考えられた。
そのとき、
「ファインプレー」が、出た。

実際は、ある子がセリフ出なかった。
次の順番の子が、そのセリフを言って
自分のセリフを続けた。
その瞬間、その「救世主」のことを
数人が見ている。証拠写真(笑)

一生懸命にやっていれば、
失敗なんか、気にしなくて大丈夫。
それを笑う人なんて、誰もいない!
セリフが飛んだ子にも、
同様の言葉かけをした。

その種の失敗が、
自分を襲ってくるかもしれない。
そういうときに、
助け合える集団であってほしい。
自分たちでつくっているのだから。

987校長室のひとり言(卒業式予行①:ブレス)

卒業式予行を実施しました。

予行終了後のミーティングで、
6年生の良かった点を2つ、伝えました。
まず、歌、です。

「別れの言葉」の中で歌う、式歌
その歌い出しの、
全員が息を吸う「音」

マスク越しにもかかわらず、
しっかりと聞こえました。
ゾクッとしました・・・。よし。

褒めると、
6年生は、「そこ~?」と笑った。
そこ、なんだよ。
全員の気持ちが、前面に出ていた。
伝わった。
だから、引き込まれるんだよ。

986校長室のひとり言(判断力)

増殖中の1年生「美文朗誦」軍団!
連日、休み時間にわんさか襲来です。

「いろはかるた」の任務完了者が、
またもや出ました。2人目、おめでとう!
No.976の集合写真メンバーのひとり。

https://nakajima.fcs.ed.jp/blogs/blog_entries/view/83/bf18ed930186419295b3e31b6eea1fbf?frame_id=28

「じゃあ、記念に写真、撮るかな?」
そう投げかけると、KKさんは頷き、
そっと、自らマスクを外しました。
(おおっ!)
これぞ「個人の判断」だと、
感心させられました。

今週13日から、世間一般では
マスク着用は、個人の判断に委ねる。
そのような取り扱いとなっています。
学校でも、着脱の強制はしていません。
また、
着脱に関しては、誹謗中傷等がないよう
子どもたちには事前に指導しています。
ですが、村教委からの指導助言のもと、
村の園長・校長会での共通認識を経て、
保護者の皆様には、
年度末までは、着用のご理解とご協力を
お願いしているところでした。

黙って、マスクを外して写真撮影
そして、またマスクを着ける。
その自然な所作が見事だったんです。
ステキな判断力でした。
そして、このスマイル! いいね~。

985校長室のひとり言(珍しいネタ)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

本日の給食を紹介します。
他校のHPではよくあるパターンですが
ウチの場合は、ごく稀(笑)
なぜ、取り上げようと思ったかは、
「ザ・和食」献立だったからです。

主食:ごはん
主菜:サバの味噌煮
副菜:きんぴらごぼう
汁物:芋の子汁
そして、牛乳・・・と。
まさに、
「サバの味噌煮定食」じゃないですか!

この手の、「日本の食卓」の味
子どもたちには馴染んでほしいなぁと。
味を体験的に学んでほしいと考えます。
食育の一環として。
「なんか、ヌルヌルしてる~。」とか、
「魚の皮が苦手だな~。」とかで、
給食、残しちゃうのかな・・・?
うんうんと、考え事をしながら
「検食」していました。
(校長は、先に食べますので。)

校庭を見ると、4年生が体育科の授業中
サッカーのミニゲームをしていました。
その勢いで、給食もパクパク食べてね。
と、願いを込めての発信です。

984校長室のひとり言(ラインナップ)

①「モチモチの木」
②「大造じいさんとガン」
③「ずうっと、ずっと、大すきだよ」
④「海の命」
⑤「スーホの白い馬」
⑥「初雪のふる日」

2月から3月くらいに学習する、
各学年国語科の「物語」教材です。
学年バラバラに並べてみました。
①~⑥が、どの学年かわかりますか?

3年生が、学習場面を音読していました。
このように、声に出して読む。
または、黙ってじっくりと読む。
どちらでも、その世界観に浸ることが
可能となるはずです。
頭の中で想像しながら読み進めたり、
前に戻って立ち止まり、考えこんだり。
学校で読んだときは気づかなくとも、
家で一人で読んだ、ふとした瞬間に、
新たな何かを発見したり・・・。
だから読書は面白い。
「言葉」を大事にする学びは、
心を豊かにしてくれますね。

その後、ある場面を動作化しました。
見ている側の、この表情や、

 

 

 

 

 

 

 

称賛する態度が、とてもいいです。

 

 

 

 

 

 

 

 


【解答編】
上記の学年は、
①3年生 ②5年生 ③1年生
④6年生 ⑤2年生 ⑥4年生 です。

983校長室のひとり言(伝わる)

伝わったんだ・・・。
そう思いました。
「訓示」もどき(No.980)のこと。

週末の家庭学習だったのでしょう。
6年生の「作文」が提出されていました。
スミマセン。ちょっと、盗み読み。

想いを込めて、卒業証書を渡す。
一人一人に、ガンとばすから(笑)
気持ちをストレートに受け取って、
ガンをとばし返してこい、と。
そんなコトも言っていたんです。

そしたら・・・ですよ。
この一文に出合いました。
「校長先生の目をしっかりと見て
 ガンをとばしながら・・・」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

もうひとり。ぐっと来た一文。
頑張りたいこととして、
「卒業式に向かう姿勢」とある。
その理由は、
「自分たちでつくりあげるもの」
だから、と。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

なんか、うれしい。

982校長室のひとり言(弁当工場)

①「特製弁当」の注文が殺到しています。
 製造が・・・間に合いません!

 

 

 

 


 

 

②暁先輩、いや、工場長、ピンチです!
 全員フル稼働でも無理です・・・。

 

 

 

 

 

 


③そうだ! これしか方法はない!

 

 

 

 

 

 

 

 


④こんな時こそ、
 あの夕日に向かって走るんだ!
(まだ、お昼なんですけど・・・。)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


久々に、4コマをつくってみました。
つくし学級のプログラミング学習は、
このとおり、順調に進んでいます。
「楽しく学ぶ。」 何よりですよね。
昼休みに、ICT支援員の暁先輩を
外遊びに誘ったつくし学級の面々
学びも遊びもチームワーク抜群です。

暁先輩は、毎日、本HP上にて
エゴサーチしてますので(笑)
リアルタイムで伝わってます。多分。

981校長室のひとり言(一足先に「祝」)

本日13日は、公立中学校の卒業式です。
卒業生の皆さん、おめでとうございます。
本校児童のお兄さんやお姉さんも
いらっしゃいますね。
ご家族で喜びを共有してください。

本日、晴れの日を迎えられた卒業生は、
3年間、苦難の日々を過ごした世代です。
去来する想いは複雑だと推察いたします。
しかし、これまでの「軌跡」は、
誇れるものだと自信をもってほしいです。

本日の天候は、
幾度となく経験した悔しさに共感した空が
流してくれた涙、かもしれません。

もがき苦しみながらも、自己実現を目指し
自らの手で、価値ある卒業を手にした。
皆さんの未来が、輝かしくなることを
心より願っております。
ご卒業、おめでとうございます。

さあ、小学校の卒業式は、10日後!
もちろん、自信ある「祝」として、
本校6年生も、後に続きますよ。

 

◆◆◆
私ごとですが、
ウチの娘は、ふたつ上の高校2年生で、
中学3年時の中体連「中止」経験組です。
当時の保護者として思うところあって
ブログにまとめたんですよ・・・。
ま~た、前任校にリンクしますので、
お時間あれば、どうぞ。

http://www.town.inawashiro.fukushima.jp/cb/schoolhp/s-okina/entry-25212.html

980校長室のひとり言(臨む)

「訓示? ええっ? 訓示かぁ~。」
思わず、聞き返しました。
「卒業式全体練習の初回に、
 校長先生から訓示をお願いします!」
6年生担任W先生からの依頼あり。
「訓示」という響きに戸惑い、苦笑い。
でも、引き受けましたよ。

毎度、言っていることなんですけど。
改めて、事柄を整理して伝えました。

1 教育目標の「最終形」が6年生の姿
それも、卒業式の姿が完成形なんだと。

2 卒業の認定について
卒業生として、台帳に記される重み
番号が照合した「卒業証書」は、
世界でたった一枚しかない。

3 自分の卒業は、自分でつくる
(つくるは、「創る」の漢字かな。)
卒業式に臨んでいる自分の姿を
もうひとりの自分が見たとしたら?
「よし!」という態度を維持できるか?
今、自分はどんな面構えをしている?
想像できるようになれれば、と。

卒業式の全てが終了し、退場した瞬間
その余韻に浸るか。
感情があふれ出て、ボロ泣きするか。
涙をぐっとこらえて・・・なのか。
その時の「自分」を、
ある意味、楽しめるといいね。


◇◇◇
6年生に話した原稿を整理しながら、
今、簡略化して本稿を書いています。
内容的には理路整然としてますが、
多分、アツく語っちゃっただろうな。

その場にいた教務主任のM教諭は、
心の中で笑っていたと思うんですよね。
「担任時代と変わりませんね。」的な。
その昔、卒業学年を一緒に組んだので。
まぁ、しょうがないですな(笑)

979校長室のひとり言(面接試験)

 

 

 

 

 

 

 

 

5年生の外国語科の授業です。
ALTの先生とのマンツーマン
面接試験(!)が始まるようです。

Who is your hero?
憧れの人について質問されています。

事前に原稿を作成しているとはいえ、
ネイティブの先生と話すのは緊張します。
ALTの先生と話す機会を増やす。
今年度、村教委から指示された内容です。
どんどん英語に慣れ親しませること。
British Hillsでビビらないように(笑)
そして、中学3年時には、
マレーシアに修学旅行へ行くのですから。
果敢にチャレンジすべし!

 

 

 

 

 

 

 

ざっとスピーチメモを見渡すと、
イチロー、湯川秀樹、野口英世・・・。
「伝記」レベルの偉人から、
父母、祖父母などのアットホーム型や、
アニメキャラクターなんてのも。
まぁ、いろいろあって面白い。

978校長室のひとり言(送辞)

 

 

 

 

 

 

 

 

6年生の担当者から
プレゼントが届けられました。
「卒業文集」です。
卒業生個人のもとに届く体裁は、
アルバムと文集が合体した豪華版ですが、
今回、いただいたものは、
文集の部分が印刷・製本されています。
「贈る言葉」を寄稿した先生方への
御礼だったのです。
手紙と手作りティッシュケース付きです。
いよいよ・・・、なのですね。

私が寄稿した「送辞」を紹介します。
卒業生全員の名前一文字を使っています。
この人数が限界です(汗)
PCの草稿を以下にコピペします。
現物は、筆ペンとボールペンによる手書き

◆◆◆

え立つような情熱と
慮深い判断力を兼ね備え
あるときは
美な羅の薫のような
々たる友愛の情を持し
またあるときは
子奮迅な勇気を見せて
れな果を残した日々

天の下 き誇る向日葵
らかに輝く
そのように
他を駕する唯一の存在であれ

春の光に励まされる
の北に見守られる夜も
華麗なる天地へ みを止めるな
必ずや将来を切り
その境や

◆◆◆


文集が入っていた封筒、見ました?
なんか、燃えてるんですよね~。
そういうイメージなんだなぁ(笑)

977校長室のひとり言(初心者マーク)

「鼓笛移杖式」の記事でも触れましたが
様々な活動の「主たる役割」が、
6年生から5年生にバトンタッチです。
この3月は、
それらの「試運転」期間中みたいなモノ。

 

 

 

 

 

 

 

縦割り清掃班の班長もしかり。
校長室前で待っていると、
清掃場所移動のために通過する班あり。
5年生の新班長を先頭に、整然と歩く。

 

 

 

 

 

 

 

 

保健室前に整列した清掃班は、
新班長が清掃分担を指示しています。
適度な緊張感が、
徐々に責任感を形づくっていきます。

 

 

 

 

 

 

 

集団登校班も同様の代替わり。
おっ、班長が全員の横断を見届けていた班
新班長になっても、継続して実施中。
班内の佳き伝統が守られていますね。
たいしたものです。

976校長室のひとり言(任務完了)

1年生も「美文朗誦」挑戦に意欲的です。
毎日、数名がコンスタントに来室します。
「いろはかるた」が現在、人気急上昇中!

ひとつ終えると、その場で覚えて、
列の後ろに並び直してまた暗誦する。
短いフレーズなので可能ですよね。
まぁ、大目に見ています(笑)
挑戦すること自体、素晴らしいので。

その中で、
毎回、しっかりと準備をしてきて、
複数個を覚えて来るMYさんがいます。
その彼女が、昨日、ついに
全てのかるた暗誦を達成しました。
その場にいた級友と記念撮影です。

MYさんの誠実なところは、
「いろはかるた、●」と、
必ず頭文字●を前置きして言うこと。
微笑ましく、いつも感心していました。

目標を定めて、地道に努力を重ね、
ひとつのことを成し遂げる。
大きな自信につながりますよね。

975校長室のひとり言(朝活)

 

 

 

 

 

 

3月の朝の歌は、
GReeeeNの「キセキ」です。
選抜高校野球の入場行進曲にも採用された
馴染みのある名曲ですよね。
鼓笛隊の楽曲で演奏する学校もあります。
どストレートの恋愛ソングなのですが、
心に染み通るメロディーラインのため、
小学生が歌っても何ら違和感はないです。

1年生が、朝から元気に歌います。

 

 

 

 

 

年度末と恋愛は、全く関係性ない(笑)
ですが、
なぜか、朝から気持ちが高まり、
そして、
ちょっぴり、寂しさも感じます。
日々、着実に終わりに近付いてますから。

お知らせ マウスさん、すごい。

 3月に入り、滑津小学校の6年生と吉子川小学校の6年生の子どもたちにプログラミングの授業を行いました。プログラミングは、もちろんですが、両校の子ども達が、ともに「マウス」操作を喜んでいました。マウスは、過去のツールではありませんね。両校の6年生のICTスキルの高さに驚きました。

 2月22日、18:00本校音楽室前から、月と金星と木星が接近した様子を眺めていました。ゆったりとした気分になります。今年度、本校のICT教育で活用したNPOのサイトを紹介します。ご家庭でも、見てくださいね。

                                にっこり情報教育担当

https://sites.google.com/krcgakusya.net/manabi/

 

974校長室のひとり言(8年後)

 

 

 

 

 

 

「自分への手紙」
6年生が、8年後の「20歳」になった
未来の自分宛に手紙を書きました。
どんなメッセージを残したのでしょう?
開封したときのことを想像するだけで
こちらもドキドキワクワクしますね。

◆◆◆
今年の正月、封書の束を抱えて、
ある人物が最寄りの郵便局へ向かった。
「これ、全部、郵送をお願いします。」
休日窓口の職員は、少し、不審な面持ち
それはそうだ。
それぞれの封書の表書きには、
子どもらしき字で住所が書かれている?
いや、中には住所がないのもある。
イラストだらけや、妙なメッセージも。
そこに、筆ペンで新たに記載された
住所と宛名があるのだから。
その人物は、正直に話した。
自分は教師で、以前に担任した子らが
6年生の時に自分宛に書いた手紙を
8年間、自宅で保管していたことを。
今月、成人式なので、郵送をすると。
職員二人は、驚きの声を上げる。
「ステキな先生ですね!」
褒められた(苦笑)
◆◆◆

現住所は、一体どうしてわかる?
まあ、素朴な疑問ですよね・・・。
私は年一回だけ教え子らに連絡します。
ベタですが、それは「年賀状」です。
家人は「どこの会社のDMなのか?」と
その量に、半ば、呆れ顔が毎年のこと。
極めつけは、教師志望動機を決定づけた
「教育実習」に入った学級の子らにも
住所がわかる範囲内で出していること。
今の自分がいることへの
「御礼の気持ち」をこめています。

担任として最後の教え子だった子らが、
年度末までに誕生日を迎え20歳となる。
「区切り」がついたなと、思いました。
自己満足ですが、安堵した気持ちです。

ブログNo.961では、
「それぞれの場所で 自分らしく」
と書きましたが、その想いは変わらず。
直接、会わなくとも、ずっと願ってます。

973校長室のひとり言(想像力)

 

 

 

 

 

 

前稿の続き(午後の話です。)

 

 

 

 

 

 

5年生の力を借りて、
卒業式の「式場」作成が行われました。
最終的なセッティングは職員作業ですが
その前段階の片付けや清掃、準備等を
5年生が担います。

 

 

 

 

 

 

重要な儀式的行事である卒業式
その準備に携わることができる。
5年生に与えられた使命です。
「なぜ、自分たちがやるのだろう?」
の自問に、どう答えるか。
最適な回答ができるぐらいに、
心構えがつくられているといいなぁ。

 

 

 

 

 

 

 

「一年後は、ここに自分たちがいる。」
それをイメージできると、
今の仕事の大切さがわかるでしょう。
少なくとも、
これらの仕事をやり遂げた約1か月後に
「最高学年」になった自分のことを
想像できる子は、大丈夫かと・・・。
そう、思います。

972校長室のひとり言(いよいよ)

 

 

 

 

 

体育館で2年生が体育科の授業です。
マット運動ですね。
前転と後転を練習していました。
途中で、個人の実技試験がありました。
過日は、跳び箱運動(1年生)でしたが
こちらも「克服」に努力する姿あり。

 

 

 

 

 

 

 

体育館を体育科の授業で使えるのも
実は、この日限り・・・。
午後に、卒業式の式場作成となります。
壁面には、すでに紅白の垂れ幕が。

このコントラスト
妙にユーモラスで不思議な感じです。
これも、学校現場の日常なんです。

971校長室のひとり言(切磋琢磨)

 

 

 

 

 

 

 

 

先週、6年生SSさんが、
「美文朗誦」の挑戦にやって来ました。
夏目漱石の「坊ちゃん」(抄)です。

選んだ題材の文量から察して、
暗誦の後に、尋ねてみたのです。
「もしかして、Tちゃんの影響?」
「はい、そうです。」
ビンゴだった!

TYさんが、教室で長文を練習している。
その様子から、刺激を受けたのだそう。
「自分も頑張らねば!」
その心意気が、いいですね~。
卒業を前にした6年生の
飽くなき挑戦に心打たれました。
グッジョブ、だったよ。

と、ここで
TYさんのプチ情報をおまけ。
「6年生を送る会」でのお召し物
自分なりのドレスコードがあるんです。
全身コーデで、バッチリ決めてます。
らしい・・・んですよね(笑)

 

 

 

 

 

 

 

https://nakajima.fcs.ed.jp/blogs/blog_entries/view/83/7cf6e4e9c757d774fff6243eff5e8f55?frame_id=28

970校長室のひとり言(決戦3月1日)

 

 

 

 

 

 

 

私の「入れ知恵」で始まった
3回限定の5年生スペシャル席替え
その最終回を、約束どおり密着取材です。

冒頭の写真は、
「助けてください。ぼくはここです。」
と発してアピールする二人組
小気味よいアドリブだ。
へ~っ、そういうことが
できるようになったんだ・・・。
ちょっぴり、感心させられた。

 

 

 

 

 

 

 

前回(下に添付します。)
ガッツリと紹介したので、
今回は控えます。

 

 

 

 

 

 

 

救助を待つ二人のうち、
一人が救助された!(笑)
選ばれなくても、goodな笑顔。
自分なりに楽しむことは、いいことだ。

https://nakajima.fcs.ed.jp/blogs/blog_entries/view/83/183ede667a229f27c5df072b4bf14d9a?frame_id=28

969校長室のひとり言(歩み)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「シリーズ」の次は、小ネタです。
視覚的効果バツグンの掲示を紹介します。

つくし学級では、
教育目標「な・め・つ」を生活の中で
意識して努力することを続けてきました。
お互いの良さを発見して相互に称え合う。
過日、そのマイベストを選んだようです。
「な・め・つ」が
見事に、形になっていますね。

もうひとつは、廊下の掲示物です。
学級の6年生KYさんの卒業を祝う。
温かいメッセージが散りばめられていて、
読み手の心をほっこりとさせてくれます。

 

 

 

 

 

 

掲示物をとおして、
本学級の軌跡を確かめるとともに、
「みんな、仲良しだな~。」
という想いを深くしました。

968校長室のひとり言(6年生を送る会⑥:成功のヒミツ)

「送る会」シリーズの最終回です。

 

 

 

 

 

 

6年生を迎え入れる前の体育館
5年生の主催によるこの会が、
「うまくいきそうだ」と思った瞬間

3年・4年・5年生の様子です。
(※前半、1・2年生はリモート参加)

 

 

 

 

 

 

 

この「待つ」態度が、
素晴らしかったんです・・・。

967校長室のひとり言(6年生を送る会⑤:裏方)

 

 

 

 

 

 

運営面の表舞台だけでなく、
準備・後片付けなど、目に見えない部分も
黙々と取り組む5年生の姿がありました。

会が終了し、他学年が教室へ戻った後、
5年生による「撤収」作業です。

 

 

 

 

 

 

 

 

効率的に作業を進めることも大事ですが、
こういう時に、一番重要なのは、
気持ちのベクトル(方向性)が
揃っていることです・・・。
そして、周囲をよく観察して、
自ら動くこと。

 

 

 

 

 

 

 

何事も、経験にて学びます・・・。

5年生、「いい仕事、したね。」

966校長室のひとり言(6年生を送る会④:ほのぼの)

 

 

 

 

 

 

会場作成は、
下学年(1~3年生)もお手伝いです。
3年生は、6年生の顔写真を掲示し、
1・2年生は、メッセージを書きます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2年生が6年生のカッコよさをベタ褒め
特に、鼓笛隊の演奏に惹かれてます。
「息が合っていてステキだった」
「(自分も)お手本になれるように」など
憧れの姿への言及がたくさん!

 

 

 

 

 

 

 

 

1年生は、
「登校班でお世話になったこと」
「一緒に遊んでもらったこと」等々。
「プールで抱っこしてもらった」
な~んてのもありました。
感謝の言葉にあふれています。

 

 

 

 

 

 

 

面白かったのは、
「中学校でも元気でね」
「いつも応援してますよ」
プチ上から目線なんですよ(笑)

965校長室のひとり言(6年生を送る会③:代替わり)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「移杖」(いじょう)
これも、学校の業界用語のひとつ(笑)
日常では、まず使いませんものね。
鼓笛隊の主指揮が持つ「指揮杖」が、
次の世代に引き継がれることを示します。
「鼓笛移杖式」は、
最もポピュラーな用語使用方法です。

 

 

 

 

 

 

6年生を送る会の冒頭に、
その鼓笛移杖式を行いました。
6年生が見守る中、
旧主指揮から新主指揮へバトンタッチ!
5年生、4年生、3年生による
新編成の鼓笛隊が演奏を披露しました。

 

 

 

 

 

 

私が注目したのは、
鍵盤ハーモニカ隊である3年生です。
何といっても、初陣、デビュー戦です。
この懸命さが、いい。

 

 

 

 

 

 

面構えも、気に入ってます。
やる気がにじみ出ていると思いません?

964校長室のひとり言(6年生を送る会②:一人一役)

「実行委員会」の組織をつくり、
時間をかけて準備をしてきた5年生
実行委員会って、
何かのプロジェクトチームみたいで
響きがいいですよね。

6年生入場の効果的演出を考えたり、

 

 

 

 

 

司会進行はアナウンスを工夫したりと、

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

必ず、大切な自分の役割があった。

 

6年生を礼儀正しく席までエスコート

 

 

 

 

 

 

 

 

○×クイズを出題して場を盛り上げ、

 

 

 

 

 

 

 

 

応援団は、元気にエールを送った。

 

 

 

 

全校生を前にした挨拶は緊張したかな?

 

 

 

 

 

 

 

 

おっと、今回の実行委員長は、
「海上自衛官」の彼だった(笑)

 

 

 

 

 

 

 

 

https://nakajima.fcs.ed.jp/blogs/blog_entries/view/83/d92b77b36b008d35d066cb0b13d5bf2b?frame_id=28

何かを「任されること」に、
少し、責任感を発揮しなければならない。
5年生にとっても、
意義ある取り組みだったことは確か。

 

963校長室のひとり言(ポーズ)

 

 

 

 

 

 

 

 

「克服型」運動の典型である跳び箱運動
1年生が果敢に挑戦をしていました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

できなかったことが、
頑張ってできるようになるとうれしい。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

着地の「決めポーズ」が
その喜びを表現していますよね。

962校長室のひとり言(6年生を送る会①:気持ちのリレー)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

5年生が中心となって企画・運営した
「6年生を送る会」が開催されました。
しばし、シリーズにお付き合いの程を。

 

 

 

 

 

 

6年生が、今まで下級生に向けて
表現をしてきた優しさや思いやり
それら「温かい気持ち」が
様々な場面で下級生に伝わりました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そして、
この会では、その「お返し」として
下級生から6年生へ
「お礼の気持ち」が送られたのです。

 

961校長室のひとり言(プレゼントby教え子)

 

 

 

 

 

 

「中島村岩石図鑑」
ある日、送り付け商法ごとく、届いた。
送り主は、教え子Yだ。
千葉県某市の学芸員として勤務している。
私が中島村の小学校にいるので、
「参考までに・・・。」と
試作品をプレゼントしてくれたのだ。
帰省の際、現地調査をして作成したと。
しかし、そのDIY、完成度が高い!
さすが、大学専攻、その道のプロである。

 

 

 

 

 

 

これを使わない手はない。
教科担任制で6年生の理科を担当する
教頭に「トピック授業」をお願いした。
効果的に一単位時間内で活用できた。

 

 

 

 

 

 

6年生の子どもたちが、
中島村の地層に興味を抱きながら
「図鑑」で学ぶ姿が、うれしかった。
教え子Yに御礼の意を込めて記事up

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

奇しくも、その同級の教え子から連絡が。
British Hillsでお世話になったKだ。
某動画共有サービスにMVを投稿したと。
リンクから視聴して、これまた驚いた。
プロ級じゃないか・・・。

この子らとは、今年度、関わりが深い。
小学校教員になり、県南地区の
算数科コアティーチャーを務めたHもだ。
公開授業を参観する幸運に恵まれた。
ついでに紹介すると、
私の通勤経路に自宅があるMは、
朝、登校するお子さんを送り出す母親で、
タイミング合えば手を振ってくる(笑)

私の中で、「脳内同窓会」なのである。

過去に関わった子らが、それぞれの場所で
自分らしく、努めて生活している。
それを知ることに、喜びを見出す。
それが「教師」なのかな、と思う。
(ちょっと、カッコつけちゃったな~。)

それはそうと、Yよ。
中島村からオファーが来たらどうする?

https://nakajima.fcs.ed.jp/blogs/blog_entries/view/83/3a9de243d9ad983fea568a2f3f754295?frame_id=28

https://nakajima.fcs.ed.jp/blogs/blog_entries/view/83/bc137a1feafd9c58e7f4e3157e5edbe6?frame_id=28

 

 

960校長室のひとり言(運転免許センター②:同乗)

 

 

 

 

 

 

ペアは、検定試験の時に
後部座席に同乗しているようなもの。

 

 

 

 

 

 

 

動画撮影しながら、
心の中で「頑張れ」と応援している。
たまに、直接、助言しちゃう(笑)
その教え合いも、
教科担任として仕組んだねらいのひとつ。

全員で、免許取得するぞぉ~。
オ~!

 

 

 

 

 

 

免許取得後は、
公道に出る(ランチョンマット製作)
とのこと・・・。
安全運転でね。

959校長室のひとり言(運転免許センター①:免許取得)

 

 

 

 

 

 

 

専門性を生かした「教科担任制」を
本校では、「プチ」実践しております。
教務主任のM教諭が、
高学年の家庭科を受け持っています。

 

 

 

 

 

 

 

5年生の家庭科では、
ミシン縫いの運転免許がもらえる(笑)
学習意欲を喚起させるグッドアイディア!
その検定試験会場にお邪魔しました。
スピード違反は厳禁!
左折・右折時は減速がセオリー!
ペアが互いに動画撮影をするのがミソ。
証拠として残りますからね~。

 

 

 

 

 

 

 

一応、免許用の証明写真を撮影します。

 

 

 

 

 

 


さあ、無事に交付されるのか?

958校長室のひとり言(オフショット)

駐在所おまわりさんからの講話で、
興味・関心に係るサイドストーリーを。

 

 

 

 

 

 

寺山浩太巡査部長さんが
教室に入った瞬間にメモをしたんだね。
「肩にバッジ 胸にバッジ」
期待に胸を膨らます・・・。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

Q: 警察官になりたい人は?
A: はい!
いた!
二人が手を挙げました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

科捜研所長にも紹介しないとな(笑)

 

957校長室のひとり言(棚卸し)

発信が滞っております(汗)
写真はあるし、伝えたいことも。
さっさと在庫一掃しないと。

 

 

 

 

 

話は半月ほど遡ります・・・。
3年生の体験学習です。
中島村駐在所の寺山浩太巡査部長から
貴重な講話をいただきました。

装備を身に付けさせてもらったり、

 

 

 

 

 

 

 

 

警棒を直接、手にしてみたり。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

新鮮な驚きが随所にありましたが、
3年生でも、なるほどと納得する話も。
自然と表情も真剣になります。

 

 

 

 

 

 

私が引き込まれたひと言は、
「拳銃は、県民の皆様からの預かり物」
だからこそ、
適当な、危険な扱いはできない。
ぐっと身が引き締まる思いがしました。

最後は、教えてもらった敬礼で。