2023年3月の記事一覧

1009【最終号】校長室のひとり言(御礼)

最終号となる1009号の発信です。
私、中島村への赴任は初めてでした。
滑津小には、2年間の勤務です。

「滑津小って、なんかいいよね。」
子どもを中心に据えて、
そう思ってもらえるような
教育活動の展開に努めてきたつもりです。
どこまで達成できたか不安も残りますが
校長としては、充実した毎日でした。
子どもたちの真っ直ぐな眼差しや
天真爛漫な笑顔に支えられたからです。
修了式、卒業式、そして、過日の離任式
佳き「集大成」に出合い、大満足です。
この場所で、
広々とした田園風景を眺められる、
爽快感を味わい尽くしました。
4月からは、悠々と流れる大きな川に
心癒やされるといいな、と思います。

本校へのご理解、ご協力をいただいた
保護者、地域の皆様、関係各所の方々
全ての皆様に、厚く御礼申し上げます。
お世話になりました。
本当にありがとうございました。
また、
私の戯れ言トーク(1009)
寛容な態度でお付き合いいただいた
マニアの皆様にも心より感謝です。
これからも、
滑津っ子の活躍に期待してくださいね。
私も、少し遠く(1009)の地から
ずっと応援しています。

私は、「住めば都」気質なのか、
その土地固有の良さに触れると
すぐに好きになってしまいます。
汗かき地蔵様との衝撃的な出会い!
あの瞬間は、忘れないでしょう。
最後のショットに選びました。
「中島村って、なんかよかったな。」
その想いを胸に、本校を後にします。

「現職」最後の戯れ言です。
全ての皆様に
Thank you(1009) very much.

私も、精進いたします。
では、またどこかで。

1008校長室のひとり言(チーム)

本日、最終日!
あと少し、最後の炎をポッ、ポッと。

後任者との引き継ぎを行いました。
事務的な部分は別として、
「引き継ぐ」っていう事実に直面すると
やはり、感慨深いものがありますね。

卒業式後に撮影した、
本校精鋭チームをご紹介します。

教育目標に向かって努力し続ける
子どもたちの自己実現を支援すべく、
理念を共有し、
同じ方向性を保ちながら
全力で立ち向かったメンツです。
卒業式当日、不在の職員も含めて、
「チーム滑津」全員に対し、
校長として、感謝、であります。

おまけゲームとして。
「ICT支援員の暁先輩を探そう!」
卒業式に参加するため、
ビシッと決めて参上してくれましたから。
さあ、どこにいますか~?

蛇足:
この場をお借りして、突然のお願いです。
このHPも当然、4月から「新装版」
次年度の組織にて運営されますからね。
後任者には、
「無理に踏襲しないで」と伝えました。
皆様、行間を読んでください。
う~ん。表現が難しいな・・・。

拙稿スタイルは、私が勝手に始めた
「イレギュラー」な要素ですから。

1007校長室のひとり言(来訪者)

4月からの新中学2年生が、
もと担任に会いに来ました。

「校長先生、行っちゃうんだよね?」
「じゃあ、ご挨拶していったら?」
的なやりとりで、校長室へ。

勉強が難しくなるから心配だ、とか。
新一年生、部活に入るかな?、とか。
自転車の乗り方、上手くなった、とか。

「校長先生の、日記みたいなヤツ、
 私、読んでますよ~。」
「私も。1か月くらい前の読んだ。」
おっと、こんなとこにもマニア発見!

じゃあ、載せてあげる。


卒業生(新中学一年生)の皆さん、
この二人、優しくしてくれますよ~。
ちゃ~んと、約束していきましたから。

1005校長室のひとり言(想い)

昨日、28日は「離任式」でした。

全校生に、何を話したって?
それは、
「今、自分がいる場所を
 好きになることから始めてみよう。」

4月に進級し、新たな教室に入り、
新担任との出会いで始まる新生活です。
少しポジティブな気持ちで臨んでほしい。
それを伝えたかったんです。
3月末で本校から転出する子や
進学先が一人違う卒業生もいるので。
道が拓けるようにとの願いを込めて。
おい、もしかして、自分へのエールか?
そうかもしれませんね・・・。

今日、この場に集まってくれた
全校生の全員と握手をしよう。
そう、決めてました。

強く握り返してくる子
一瞬手を引いて、ゆっくり手を差し出す子
わざと、左手で握手してくる子
ちぎれんばかりに握った手を振る子
そうそう、
ガンとばしてきた卒業生もいた(笑)

お家で練習して来たのかなぁ。
たどたどしくも、丁寧な言葉で
別れの言葉を述べる低学年の子ら。
「お身体に気を付けて・・・」
「次の学校でも頑張って・・・」
なんて言われると、
その瞬間、思わず、背筋が伸びた!
手紙やメッセージをしたためて
少し照れつつ、渡してくれた子ら。
一人一人の想いが
十分すぎるほど伝わってきました。
ありがとう。ホント、うれしいです。

お家の方からもたくさんの
温かいお心遣いをいただきました。
心より感謝申し上げます。
拙稿への「ファンレター」まであり。
これには、MAX照れました。

握手をしながら、子どもたちの
笑顔、言葉や仕種に触れました。
やっぱり、子どもって、「未来」を
感じさせる、凄い力があるんですよ。
次の学校でも、気張らんと。
そう、決意させられました。

1004校長室のひとり言(スケジュール)

「異動」が決まると
一気に、周囲が動き出します。
3月31日までの過密日程の始まりです。
本日は、
転退職者の「挨拶回り」を行いました。
村役場、村教委、児童館、他関係各所へ。

私以外の該当者は、
3名(教諭、養護助教諭、支援員)です。
他、福島大学大学院に派遣の教諭1名も
今春、卒業となり他校へ現場復帰です。
2年間の大学院派遣も所属は本校なので
書類上、本校からの転任扱いとなります。

勤務年数の差はありますが、
その期間中、ご家庭と地域の方々に
支えられたことは紛れもない事実です。
そのおかげで、貴重な日々を
過ごすことができました。
感謝申し上げます。
誠にありがとうございました。

昼食の時間を使って、本校職員から
「送別会」を開催していただきました。
年度末、様々な仕事が錯綜する中、
ありがたいことです。
感謝しかありません。

明日は、「離任式」です。
実際のところ、離任できる状態ではなく
様々なモノが、てんやわんや状態(汗)
さて、明日は、何を話そうか・・・。

こうして、
徐々に、自分はこの学校を去るのだと
強く思うようになってくるのです。

1003校長室のひとり言(お約束)

 

 

 

 

 

 

私、「異動」です。

 

卒業式の翌日には、
「辞令交付」前にもかかわらず、
朝刊各紙に掲載されてしまう「お約束」
これが新聞社のセオリーなんですよ。
ご退職の校長先生方の紹介とその後任人事
まるっと、一気に掲載ですからね。

本日、辞令はいただきましたが、
(だから、本稿を作成できます。)
朝刊を読んでいる時点は、「前」です。
そこが、ミソ・・・なんですよ。

文章(文末)表現は配慮があるんです。
私の場合はというと、
A紙では、
「~の名前が挙がっている。」ですし、
B紙では、
「~を充てるとみられる。」でした。
ある意味、作文の勉強になる(笑)

今日、出勤すると微妙な空気感・・・。
そりゃあ、そうですよね。
校長異動の職場は、同現象、起きてます。

明日の新聞各紙は、
「教職員人事異動」全件掲載です。
お楽しみに!・・・なのか???

この校長ブログも余裕があれば
もう少し、発信する予定です。
3月31日までは、現職に専念です。

1002校長室のひとり言(余韻)

 

 

 

 

 

 

 

 

「卒業証書授与式」を挙行した午後です。
この時間帯、この雰囲気が
私は好きです。
余韻に浸ることができるからです。
心地よい疲労感とともに、
安堵感や達成感、その他もろもろが
入り交じった、何とも言えない感覚です。

本稿を作成しながら、プチ回想中

「私、ガンとばされました。」
卒業証書授与の際、
一人一人が真っ直ぐ見つめてくる眼差し
マスク無しの素顔が、まぶしく見えた。
気持ちがストレートに伝わってきます。
これにやられました。まいりました。

天気はもったのですが、
式辞での校長の涙腺は、崩壊しました。
感情の起伏が最高潮に達した数回、
声が震え、言葉が一瞬、止まりました。
お恥ずかしい・・・。
式辞中も想いをぶつけてくる子ら。
食い入るように見つめる子
うなずき、反応を繰り返す子
ニコニコと、微笑み返してくる子
感極まって、目を真っ赤にしてる子
壇上から、それを見ちゃうと・・・。
根は泣き虫なんですよ、私は。

本校自慢の、教育目標の「最終形」
その晴れ姿を見届ける場にいたことは
校長として至福の瞬間でありました。
彼ら、彼女らに言ってあげたかったので
式辞に入れたのです。
「でかしたね。」って。

卒業生の皆さん、
今日こそ、自分を大いに褒めようね。
皆さんの将来に、幸多かれと祈ります。

https://nakajima.fcs.ed.jp/blogs/blog_entries/view/83/655e5919d4e2388fade9730f08db8a0f?frame_id=28

 

1001校長室のひとり言(準備万端)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

1000号ぴったり!で今日、終わると
妙に、そわそわしちゃうので、
立て続けに1001号の「小ネタ」を。

もし、・・・もしも、ですが。
家で保護者の皆様と一緒に
拙稿をチェックしている卒業生のために。
ボーナスポイント進呈(笑)
明日の「式場」を見せちゃうぞ、と。

式場に入場する時のアングルと、
証書を授与した後に
全体に向かって証書を披露する位置からの
眺め、です。

気持ちを整えるのに役立ったかな?
逆に、
緊張感MAXにさせちゃったら、
ゴメンナサイね・・・。

では、明日、待っています。
「自らの卒業を自らの手で。」だよね。

祝1000校長室のひとり言(披露)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「粋な」催し、でした。

修了式が滞りなく終わると、
(式辞、お子さんに聞いてくださいね。)
6年生が体育館へ入場してきました。
全体に係る各種表彰を行うためです。
その後に、「何か」が、起きました。
まぁ、事前に、私は知ってましたけど。

それは、6年生からのプレゼント。
全校生が一堂に会する最後の機会に、
卒業式に参加しない在校生のために、
式中に歌う「式歌」を披露したのです。
情感込めて、歌い終わると
その流れで「別れの言葉」も続きました。
「いよいよお別れの時が来ました」
とか、
「大好きな滑津小学校、さようなら」等の
セリフは、サプライズの渦中にある
在校生の心に、ぐっと響いたはずです。

実は、ある副産物もあったのです。
一緒に練習を積んできた、控えの伴奏者
その彼女の伴奏での歌唱だったのです。
(担任は、動画撮影してましたから。)
これまた、いい話でしょう?

 

 

 

 

 

 

何かを感じ取った、受け取った。
そんな表情を浮かべ、拍手をする子ら。
私の意識は、自然と5年生の列に・・・。
伝わってたらいいな、と願います。

 

 

 

 

 

 

 

 


◇◇◇
自意識過剰な「祝」冠を付けたので
一目瞭然ですよね?
本稿で、1000号達成です。
卒業式当日のネタを狙わなかったのは、
私の、若干の照れがあったからです。
意図的調整により、ズラしました。
2月中旬の「人事評価」最終面談にて
(校長も、評価されるんですよ・・・。)
村教委の教育長さんと学校教育課長さんに
「今年度中に、1000号達成」を
宣言しておりましたので・・・。
豪語した手前、必死の更新でした。

常に寛容な心持ちで閲覧いただいた皆様に
この場を借りて、厚く御礼申し上げます。
視点がマニアック過ぎて
「開いた口が塞がらない」状態の中でも、
「なんか、滑津小って面白そうだ。」と
思ってもらえたのなら、うれしいです。