611校長室のひとり言(BH⑧:職場訪問)

British Hillsシリーズのラストは、
恐縮ですが、私ごとで。
教え子との再会場所なんです、ここは。
食堂で働いている姿を確かめる、
一年ぶりの「プチ参観日モード」(笑)
教え子Kから出向いてくれました。
レッスン会場で、しばらく話しました。

高卒で、単身渡英した強者なんです。
ロンドンに滞在した3年間のうち、
最初の半年は、心が病んだとのこと。
今だからこそ、笑って話せるのか。
その苦節を乗り越えての現在だから。
続けざまに、
「無鉄砲なことをしたくなっちゃう。
 人と違うことをやりたがるんですよ。
 先生に教えられたから。」
おいおい・・・勘弁してくれよ。
涙腺が弱いお年頃なんだから・・・。

いつも、別れ際に握手を求めると
Kは決まって、ぐっと力強く握り返す。
彼との握手、私は好きだ。
じゃあ、またな。