1002校長室のひとり言(余韻)

 

 

 

 

 

 

 

 

「卒業証書授与式」を挙行した午後です。
この時間帯、この雰囲気が
私は好きです。
余韻に浸ることができるからです。
心地よい疲労感とともに、
安堵感や達成感、その他もろもろが
入り交じった、何とも言えない感覚です。

本稿を作成しながら、プチ回想中

「私、ガンとばされました。」
卒業証書授与の際、
一人一人が真っ直ぐ見つめてくる眼差し
マスク無しの素顔が、まぶしく見えた。
気持ちがストレートに伝わってきます。
これにやられました。まいりました。

天気はもったのですが、
式辞での校長の涙腺は、崩壊しました。
感情の起伏が最高潮に達した数回、
声が震え、言葉が一瞬、止まりました。
お恥ずかしい・・・。
式辞中も想いをぶつけてくる子ら。
食い入るように見つめる子
うなずき、反応を繰り返す子
ニコニコと、微笑み返してくる子
感極まって、目を真っ赤にしてる子
壇上から、それを見ちゃうと・・・。
根は泣き虫なんですよ、私は。

本校自慢の、教育目標の「最終形」
その晴れ姿を見届ける場にいたことは
校長として至福の瞬間でありました。
彼ら、彼女らに言ってあげたかったので
式辞に入れたのです。
「でかしたね。」って。

卒業生の皆さん、
今日こそ、自分を大いに褒めようね。
皆さんの将来に、幸多かれと祈ります。

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