1005校長室のひとり言(想い)

昨日、28日は「離任式」でした。

全校生に、何を話したって?
それは、
「今、自分がいる場所を
 好きになることから始めてみよう。」

4月に進級し、新たな教室に入り、
新担任との出会いで始まる新生活です。
少しポジティブな気持ちで臨んでほしい。
それを伝えたかったんです。
3月末で本校から転出する子や
進学先が一人違う卒業生もいるので。
道が拓けるようにとの願いを込めて。
おい、もしかして、自分へのエールか?
そうかもしれませんね・・・。

今日、この場に集まってくれた
全校生の全員と握手をしよう。
そう、決めてました。

強く握り返してくる子
一瞬手を引いて、ゆっくり手を差し出す子
わざと、左手で握手してくる子
ちぎれんばかりに握った手を振る子
そうそう、
ガンとばしてきた卒業生もいた(笑)

お家で練習して来たのかなぁ。
たどたどしくも、丁寧な言葉で
別れの言葉を述べる低学年の子ら。
「お身体に気を付けて・・・」
「次の学校でも頑張って・・・」
なんて言われると、
その瞬間、思わず、背筋が伸びた!
手紙やメッセージをしたためて
少し照れつつ、渡してくれた子ら。
一人一人の想いが
十分すぎるほど伝わってきました。
ありがとう。ホント、うれしいです。

お家の方からもたくさんの
温かいお心遣いをいただきました。
心より感謝申し上げます。
拙稿への「ファンレター」まであり。
これには、MAX照れました。

握手をしながら、子どもたちの
笑顔、言葉や仕種に触れました。
やっぱり、子どもって、「未来」を
感じさせる、凄い力があるんですよ。
次の学校でも、気張らんと。
そう、決意させられました。