福島県西白河郡 中島村立 滑津小学校
Nakajima Village
出来事 NEWS
992校長室のひとり言(学びの連鎖)
1年生2名の、この驚きの表情
心の中の声が、聞こえてきそうです。
順番待ちの「美文朗誦」への挑戦
自分たちの前に暗誦を披露したのは
6年生のIMさん。
与謝野晶子の詩
「君死にたまふことなかれ」を
よどみなく暗誦しました。
そりゃあ、驚きますよね・・・。
6年生が、残り少ない学校生活でも
毎日を懸命に、充実して過ごす。
その姿で、下級生に示す。
まさに、その典型だったなぁと。
連日、校長室に通うメンバーの中で
この2名が、その幸運に恵まれた(笑)
刺激を受けたのか、
FUさんは、「いろはかるた」完了!
本校の中で、佳き流れが
静かに、でも着実に、出来つつあります。
991校長室のひとり言(カスタマイズ)
3年生の国語科「モチモチの木」
物語の読み取り場面も、
そろそろクライマックスを迎えます。
今回、紹介したいのは、
3年生のノート記述の「テクニック」
「板書」は、模造紙を活用しています。
利点は、学びの軌跡を掲示できること。
既習内容を振り返ることができます。
冒頭の写真が本時の板書なのですが、
単純に書き写すだけでなく、
工夫をしている子が数名いました。
「モチモチの木に灯がともる」を
「モチモチの木に灯が!?」と
サスペンス調(笑)で簡略化です。
周りもギザギザで囲んでいますよ。
二人目は、
注目したいキーワードを目立たせる。
「勇気」がポイントなんだね。
その勇気は、本文のどこにあるか?
最後に紹介するノートは、
一人の子どもしか見ることはできない。
それも勇気のある子どもだけ。
そこに、
「なぜ?」と書き込んである。
自問自答の、まさに追究型です。
こういう技能を身に付けると、
学ぶことが楽しくなること
間違いなし!
990校長室のひとり言(オフショット)
今朝の校長室ボランティア清掃の2人に
昨日の卒業式予行の感想を尋ねました。
「凄く、緊張しました。」
「証書もらう時、両手を出しちゃって。」
なるほどね・・・。
しかし、昨日も言及したとおり。
全く、問題なし。
その6年生が、
待望の「卒業アルバム」をゲットした。
教室訪問したときに、配付されたようだ。
歓喜と静寂が入り乱れている。
しばし、
卒業の緊張から解き放たれた?
となりの1年生教室では、
廊下の掲示が様変わり。
「卒業式」バージョンがお目見えした。
これを見たら、
また緊張感が高まってくるかな?(笑)
989校長室のひとり言(卒業式予行③:保護者席)
卒業式予行の「番外編」です。
卒業式当日には参加しない5年生が、
保護者席に座って参加しました。
卒業の「見学学習」です。
コロナ禍前の「通常型」では、
在校生として卒業式に参加していました。
卒業生を見送りつつ、
自らの、一年後の「卒業」を
イメージする場だったのです。
この日限りの参加でしたから、
椅子の座り方も・・・。様々でした。
身体、くねくね。足、ブラブラ。
中には、ふんぞり返っている子も。
指導されていないし、練習もなしです。
仕方ないですね。
しばらく、黙って見ていました。
すると・・・。
こんな姿や、
あんな姿が、ちらほらと出現です。
厳粛な雰囲気を感じとり、
6年生の姿を見よう見まねで。
感心しました。
拍手もしっかり。
学ぼうとする気持ちがあれば、
そこは、学びの場として機能します。
988校長室のひとり言(卒業式予行②:リカバリー)
予行で褒めたことの2つめ。
「別れの言葉」で、少し沈黙が・・・。
欠席者のフォローがないのか?
もしかして、誰かがセリフ、飛んだ?
様々なケースが考えられた。
そのとき、
「ファインプレー」が、出た。
実際は、ある子がセリフ出なかった。
次の順番の子が、そのセリフを言って
自分のセリフを続けた。
その瞬間、その「救世主」のことを
数人が見ている。証拠写真(笑)
一生懸命にやっていれば、
失敗なんか、気にしなくて大丈夫。
それを笑う人なんて、誰もいない!
セリフが飛んだ子にも、
同様の言葉かけをした。
その種の失敗が、
自分を襲ってくるかもしれない。
そういうときに、
助け合える集団であってほしい。
自分たちでつくっているのだから。
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