福島県西白河郡 中島村立 滑津小学校
Nakajima Village
出来事 NEWS
1006校長室のひとり言(原点回帰)
今日は、天気がよかったので、
あの「爽快感」を味わいに屋上へ。
校長と煙は高いところが好き(笑)
図書室ベランダからの田園風景も。
これらの景色も、見納めです。
1005校長室のひとり言(想い)
昨日、28日は「離任式」でした。
全校生に、何を話したって?
それは、
「今、自分がいる場所を
好きになることから始めてみよう。」
4月に進級し、新たな教室に入り、
新担任との出会いで始まる新生活です。
少しポジティブな気持ちで臨んでほしい。
それを伝えたかったんです。
3月末で本校から転出する子や
進学先が一人違う卒業生もいるので。
道が拓けるようにとの願いを込めて。
おい、もしかして、自分へのエールか?
そうかもしれませんね・・・。
今日、この場に集まってくれた
全校生の全員と握手をしよう。
そう、決めてました。
強く握り返してくる子
一瞬手を引いて、ゆっくり手を差し出す子
わざと、左手で握手してくる子
ちぎれんばかりに握った手を振る子
そうそう、
ガンとばしてきた卒業生もいた(笑)
お家で練習して来たのかなぁ。
たどたどしくも、丁寧な言葉で
別れの言葉を述べる低学年の子ら。
「お身体に気を付けて・・・」
「次の学校でも頑張って・・・」
なんて言われると、
その瞬間、思わず、背筋が伸びた!
手紙やメッセージをしたためて
少し照れつつ、渡してくれた子ら。
一人一人の想いが
十分すぎるほど伝わってきました。
ありがとう。ホント、うれしいです。
お家の方からもたくさんの
温かいお心遣いをいただきました。
心より感謝申し上げます。
拙稿への「ファンレター」まであり。
これには、MAX照れました。
握手をしながら、子どもたちの
笑顔、言葉や仕種に触れました。
やっぱり、子どもって、「未来」を
感じさせる、凄い力があるんですよ。
次の学校でも、気張らんと。
そう、決意させられました。
1004校長室のひとり言(スケジュール)
「異動」が決まると
一気に、周囲が動き出します。
3月31日までの過密日程の始まりです。
本日は、
転退職者の「挨拶回り」を行いました。
村役場、村教委、児童館、他関係各所へ。
私以外の該当者は、
3名(教諭、養護助教諭、支援員)です。
他、福島大学大学院に派遣の教諭1名も
今春、卒業となり他校へ現場復帰です。
2年間の大学院派遣も所属は本校なので
書類上、本校からの転任扱いとなります。
勤務年数の差はありますが、
その期間中、ご家庭と地域の方々に
支えられたことは紛れもない事実です。
そのおかげで、貴重な日々を
過ごすことができました。
感謝申し上げます。
誠にありがとうございました。
昼食の時間を使って、本校職員から
「送別会」を開催していただきました。
年度末、様々な仕事が錯綜する中、
ありがたいことです。
感謝しかありません。
明日は、「離任式」です。
実際のところ、離任できる状態ではなく
様々なモノが、てんやわんや状態(汗)
さて、明日は、何を話そうか・・・。
こうして、
徐々に、自分はこの学校を去るのだと
強く思うようになってくるのです。
1003校長室のひとり言(お約束)
私、「異動」です。
卒業式の翌日には、
「辞令交付」前にもかかわらず、
朝刊各紙に掲載されてしまう「お約束」
これが新聞社のセオリーなんですよ。
ご退職の校長先生方の紹介とその後任人事
まるっと、一気に掲載ですからね。
本日、辞令はいただきましたが、
(だから、本稿を作成できます。)
朝刊を読んでいる時点は、「前」です。
そこが、ミソ・・・なんですよ。
文章(文末)表現は配慮があるんです。
私の場合はというと、
A紙では、
「~の名前が挙がっている。」ですし、
B紙では、
「~を充てるとみられる。」でした。
ある意味、作文の勉強になる(笑)
今日、出勤すると微妙な空気感・・・。
そりゃあ、そうですよね。
校長異動の職場は、同現象、起きてます。
明日の新聞各紙は、
「教職員人事異動」全件掲載です。
お楽しみに!・・・なのか???
この校長ブログも余裕があれば
もう少し、発信する予定です。
3月31日までは、現職に専念です。
1002校長室のひとり言(余韻)
「卒業証書授与式」を挙行した午後です。
この時間帯、この雰囲気が
私は好きです。
余韻に浸ることができるからです。
心地よい疲労感とともに、
安堵感や達成感、その他もろもろが
入り交じった、何とも言えない感覚です。
本稿を作成しながら、プチ回想中
「私、ガンとばされました。」
卒業証書授与の際、
一人一人が真っ直ぐ見つめてくる眼差し
マスク無しの素顔が、まぶしく見えた。
気持ちがストレートに伝わってきます。
これにやられました。まいりました。
天気はもったのですが、
式辞での校長の涙腺は、崩壊しました。
感情の起伏が最高潮に達した数回、
声が震え、言葉が一瞬、止まりました。
お恥ずかしい・・・。
式辞中も想いをぶつけてくる子ら。
食い入るように見つめる子
うなずき、反応を繰り返す子
ニコニコと、微笑み返してくる子
感極まって、目を真っ赤にしてる子
壇上から、それを見ちゃうと・・・。
根は泣き虫なんですよ、私は。
本校自慢の、教育目標の「最終形」
その晴れ姿を見届ける場にいたことは
校長として至福の瞬間でありました。
彼ら、彼女らに言ってあげたかったので
式辞に入れたのです。
「でかしたね。」って。
卒業生の皆さん、
今日こそ、自分を大いに褒めようね。
皆さんの将来に、幸多かれと祈ります。
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