福島県西白河郡 中島村立 滑津小学校
Nakajima Village
出来事 NEWS
989校長室のひとり言(卒業式予行③:保護者席)
卒業式予行の「番外編」です。
卒業式当日には参加しない5年生が、
保護者席に座って参加しました。
卒業の「見学学習」です。
コロナ禍前の「通常型」では、
在校生として卒業式に参加していました。
卒業生を見送りつつ、
自らの、一年後の「卒業」を
イメージする場だったのです。
この日限りの参加でしたから、
椅子の座り方も・・・。様々でした。
身体、くねくね。足、ブラブラ。
中には、ふんぞり返っている子も。
指導されていないし、練習もなしです。
仕方ないですね。
しばらく、黙って見ていました。
すると・・・。
こんな姿や、
あんな姿が、ちらほらと出現です。
厳粛な雰囲気を感じとり、
6年生の姿を見よう見まねで。
感心しました。
拍手もしっかり。
学ぼうとする気持ちがあれば、
そこは、学びの場として機能します。
988校長室のひとり言(卒業式予行②:リカバリー)
予行で褒めたことの2つめ。
「別れの言葉」で、少し沈黙が・・・。
欠席者のフォローがないのか?
もしかして、誰かがセリフ、飛んだ?
様々なケースが考えられた。
そのとき、
「ファインプレー」が、出た。
実際は、ある子がセリフ出なかった。
次の順番の子が、そのセリフを言って
自分のセリフを続けた。
その瞬間、その「救世主」のことを
数人が見ている。証拠写真(笑)
一生懸命にやっていれば、
失敗なんか、気にしなくて大丈夫。
それを笑う人なんて、誰もいない!
セリフが飛んだ子にも、
同様の言葉かけをした。
その種の失敗が、
自分を襲ってくるかもしれない。
そういうときに、
助け合える集団であってほしい。
自分たちでつくっているのだから。
987校長室のひとり言(卒業式予行①:ブレス)
卒業式予行を実施しました。
予行終了後のミーティングで、
6年生の良かった点を2つ、伝えました。
まず、歌、です。
「別れの言葉」の中で歌う、式歌
その歌い出しの、
全員が息を吸う「音」
マスク越しにもかかわらず、
しっかりと聞こえました。
ゾクッとしました・・・。よし。
褒めると、
6年生は、「そこ~?」と笑った。
そこ、なんだよ。
全員の気持ちが、前面に出ていた。
伝わった。
だから、引き込まれるんだよ。
986校長室のひとり言(判断力)
増殖中の1年生「美文朗誦」軍団!
連日、休み時間にわんさか襲来です。
「いろはかるた」の任務完了者が、
またもや出ました。2人目、おめでとう!
No.976の集合写真メンバーのひとり。
https://nakajima.fcs.ed.jp/blogs/blog_entries/view/83/bf18ed930186419295b3e31b6eea1fbf?frame_id=28
「じゃあ、記念に写真、撮るかな?」
そう投げかけると、KKさんは頷き、
そっと、自らマスクを外しました。
(おおっ!)
これぞ「個人の判断」だと、
感心させられました。
今週13日から、世間一般では
マスク着用は、個人の判断に委ねる。
そのような取り扱いとなっています。
学校でも、着脱の強制はしていません。
また、
着脱に関しては、誹謗中傷等がないよう
子どもたちには事前に指導しています。
ですが、村教委からの指導助言のもと、
村の園長・校長会での共通認識を経て、
保護者の皆様には、
年度末までは、着用のご理解とご協力を
お願いしているところでした。
黙って、マスクを外して写真撮影
そして、またマスクを着ける。
その自然な所作が見事だったんです。
ステキな判断力でした。
そして、このスマイル! いいね~。
985校長室のひとり言(珍しいネタ)
本日の給食を紹介します。
他校のHPではよくあるパターンですが
ウチの場合は、ごく稀(笑)
なぜ、取り上げようと思ったかは、
「ザ・和食」献立だったからです。
主食:ごはん
主菜:サバの味噌煮
副菜:きんぴらごぼう
汁物:芋の子汁
そして、牛乳・・・と。
まさに、
「サバの味噌煮定食」じゃないですか!
この手の、「日本の食卓」の味
子どもたちには馴染んでほしいなぁと。
味を体験的に学んでほしいと考えます。
食育の一環として。
「なんか、ヌルヌルしてる~。」とか、
「魚の皮が苦手だな~。」とかで、
給食、残しちゃうのかな・・・?
うんうんと、考え事をしながら
「検食」していました。
(校長は、先に食べますので。)
校庭を見ると、4年生が体育科の授業中
サッカーのミニゲームをしていました。
その勢いで、給食もパクパク食べてね。
と、願いを込めての発信です。
984校長室のひとり言(ラインナップ)
①「モチモチの木」
②「大造じいさんとガン」
③「ずうっと、ずっと、大すきだよ」
④「海の命」
⑤「スーホの白い馬」
⑥「初雪のふる日」
2月から3月くらいに学習する、
各学年国語科の「物語」教材です。
学年バラバラに並べてみました。
①~⑥が、どの学年かわかりますか?
3年生が、学習場面を音読していました。
このように、声に出して読む。
または、黙ってじっくりと読む。
どちらでも、その世界観に浸ることが
可能となるはずです。
頭の中で想像しながら読み進めたり、
前に戻って立ち止まり、考えこんだり。
学校で読んだときは気づかなくとも、
家で一人で読んだ、ふとした瞬間に、
新たな何かを発見したり・・・。
だから読書は面白い。
「言葉」を大事にする学びは、
心を豊かにしてくれますね。
その後、ある場面を動作化しました。
見ている側の、この表情や、
称賛する態度が、とてもいいです。
【解答編】
上記の学年は、
①3年生 ②5年生 ③1年生
④6年生 ⑤2年生 ⑥4年生 です。
983校長室のひとり言(伝わる)
伝わったんだ・・・。
そう思いました。
「訓示」もどき(No.980)のこと。
週末の家庭学習だったのでしょう。
6年生の「作文」が提出されていました。
スミマセン。ちょっと、盗み読み。
想いを込めて、卒業証書を渡す。
一人一人に、ガンとばすから(笑)
気持ちをストレートに受け取って、
ガンをとばし返してこい、と。
そんなコトも言っていたんです。
そしたら・・・ですよ。
この一文に出合いました。
「校長先生の目をしっかりと見て
ガンをとばしながら・・・」
もうひとり。ぐっと来た一文。
頑張りたいこととして、
「卒業式に向かう姿勢」とある。
その理由は、
「自分たちでつくりあげるもの」
だから、と。
なんか、うれしい。
982校長室のひとり言(弁当工場)
①「特製弁当」の注文が殺到しています。
製造が・・・間に合いません!
②暁先輩、いや、工場長、ピンチです!
全員フル稼働でも無理です・・・。
③そうだ! これしか方法はない!
④こんな時こそ、
あの夕日に向かって走るんだ!
(まだ、お昼なんですけど・・・。)
久々に、4コマをつくってみました。
つくし学級のプログラミング学習は、
このとおり、順調に進んでいます。
「楽しく学ぶ。」 何よりですよね。
昼休みに、ICT支援員の暁先輩を
外遊びに誘ったつくし学級の面々
学びも遊びもチームワーク抜群です。
暁先輩は、毎日、本HP上にて
エゴサーチしてますので(笑)
リアルタイムで伝わってます。多分。
981校長室のひとり言(一足先に「祝」)
本日13日は、公立中学校の卒業式です。
卒業生の皆さん、おめでとうございます。
本校児童のお兄さんやお姉さんも
いらっしゃいますね。
ご家族で喜びを共有してください。
本日、晴れの日を迎えられた卒業生は、
3年間、苦難の日々を過ごした世代です。
去来する想いは複雑だと推察いたします。
しかし、これまでの「軌跡」は、
誇れるものだと自信をもってほしいです。
本日の天候は、
幾度となく経験した悔しさに共感した空が
流してくれた涙、かもしれません。
もがき苦しみながらも、自己実現を目指し
自らの手で、価値ある卒業を手にした。
皆さんの未来が、輝かしくなることを
心より願っております。
ご卒業、おめでとうございます。
さあ、小学校の卒業式は、10日後!
もちろん、自信ある「祝」として、
本校6年生も、後に続きますよ。
◆◆◆
私ごとですが、
ウチの娘は、ふたつ上の高校2年生で、
中学3年時の中体連「中止」経験組です。
当時の保護者として思うところあって
ブログにまとめたんですよ・・・。
ま~た、前任校にリンクしますので、
お時間あれば、どうぞ。
http://www.town.inawashiro.fukushima.jp/cb/schoolhp/s-okina/entry-25212.html
980校長室のひとり言(臨む)
「訓示? ええっ? 訓示かぁ~。」
思わず、聞き返しました。
「卒業式全体練習の初回に、
校長先生から訓示をお願いします!」
6年生担任W先生からの依頼あり。
「訓示」という響きに戸惑い、苦笑い。
でも、引き受けましたよ。
毎度、言っていることなんですけど。
改めて、事柄を整理して伝えました。
1 教育目標の「最終形」が6年生の姿
それも、卒業式の姿が完成形なんだと。
2 卒業の認定について
卒業生として、台帳に記される重み
番号が照合した「卒業証書」は、
世界でたった一枚しかない。
3 自分の卒業は、自分でつくる
(つくるは、「創る」の漢字かな。)
卒業式に臨んでいる自分の姿を
もうひとりの自分が見たとしたら?
「よし!」という態度を維持できるか?
今、自分はどんな面構えをしている?
想像できるようになれれば、と。
卒業式の全てが終了し、退場した瞬間
その余韻に浸るか。
感情があふれ出て、ボロ泣きするか。
涙をぐっとこらえて・・・なのか。
その時の「自分」を、
ある意味、楽しめるといいね。
◇◇◇
6年生に話した原稿を整理しながら、
今、簡略化して本稿を書いています。
内容的には理路整然としてますが、
多分、アツく語っちゃっただろうな。
その場にいた教務主任のM教諭は、
心の中で笑っていたと思うんですよね。
「担任時代と変わりませんね。」的な。
その昔、卒業学年を一緒に組んだので。
まぁ、しょうがないですな(笑)
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