2018年12月の記事一覧

チャレンジ600m走 表彰!

    朝のマラソンで持久力を培い、チャレンジ600m走で瞬発力を養います。低・中・高学年ブロック毎にタイムレースで争われるこの600m走は、下剋上レースでもあります。下学年が上学年を抜くことが認められる競争です。学期1回実施で、昨年から通算5回目を迎えます。今回も、全力で600mを駆け抜ける各ブロックで凄い争いがありました。第5回目にして、高学年ではじめて女子がトップの座を射止めることができました。この2年間のたゆまぬ努力の結果であると思います。おめでとうございます。なお、授与された優勝カップは、次の大会まで、自宅に飾ることが認められています。日々、優勝カップを見ながら、自分を褒め、次への意欲にして欲しいと願います。

   

 

朝マラソン校庭1000周、2000周達成者を表彰!

毎朝、自分の目標に向かって朝のマラソンをしています。毎日、多い子は10周前後を走っています。1学期からの積み重ねが、大きな結果を生んできました。その一つが、1000周(150㎞)達成です。今回、22名が達成しました。今年度37名の子どもたちが達成したことになります。その表彰を行いました。目標に向かって地道に努力を重ねた結果の結晶であります。よく頑張りました。おめでとう。さらに、今回は、2000周(300㎞)達成者が現れました。6年生です。2000周達成者には、金の白河だるまで表彰しました。すごいことです。おめでとうございます。次の目標に向かっての一歩前進を期待します。

  

※子どもたちに手渡された白河だるまは、表面に達成者の名前が、裏には「継続は力なり」と記されています。その子のだるまなのです。地道に歩めば、誰にでも手にできるものです。だから、頑張って欲しいのです。 

先生方が選んだ『食べたいで賞』表彰!『銀の箸』を授与

 夏休みに、高学年とチャレンジしてみたい子が作成してきてくれた「ふくしまっ子ごはんコンテスト」の作品は、県に出品され、5年生が最終審査に残り見事「優秀賞」に選ばれました。
 校内では、折角の力作をそのままにしてしまうのではもったいないとの意見があり、急きょ、県での結果が出る前に「先生方が食べてみたい」と思えた作品を、先生方一人一人が選びました。それが『食べたいで賞』です。
 私たち教師も子どもたちの努力に報いられるように考えました。英知を絞り、お手製の『銀の箸』を創り上げ、昨日17名の皆さんに授与させていただきました。おめでとうございます。

 

※この「銀の箸」は、本校の支援員の先生方が、考えて手作りしてくださいました。

今朝の子ども達の様子から

教室に入る前に、「友の泉」の金魚にごあいさつ。餌ををあげる2年生!

いつも通りに、朝のマラソンを始める前に準備体操、1年生!

パンジーの花摘みをしてくれる4年生!

※昨日、用務員さんが、ヘチマ棚を耕耘機でうなってくださいました。この状態で冬を越します。

◇事務局よりお知らせ◇12/17(月)第2回「いきいき中島っ子標語」表彰式を開催!

 中島村教育委員会、中島村学力向上推進会議、中島村PTA連絡協議会では、幼稚園、小学校、中学校の12年間を通して「子どもたちの学びの育ち」を保証するサイクルづくりに取り組んでいます。いきいき中島っ子「育ちの五ヵ条」「学びの十ヵ条」は、幼稚園・学校と家庭で共通実践することによって子どもたちの学びの連続的に育てるためのスローガンです。このスローガンをより定着を図るため、昨年度より標語を子どもたちから募集し、意識化を図って参りました。今年度は、ポスターも作成し、役場、生涯学習センターをはじめ、各校に貼り、広くPRをさせていただきました。

 表彰式は、昨日17日(月)16時より、生涯学習センター「輝ら里」で行われました。受賞者のみなさん、おめでとうございました。本校からも最優秀賞をはじめ、多くの子どもたちが入賞しました。

    

 

12月の教育長さん授業参観終えて!

12月の教育長さん授業参観を本日3校時にいただきました。どの学級も普段通りの授業を展開しているところをご覧いただきました。とても落ち着いて学んでいることを称賛いただきました。2学期も、今週のみです。しっかりまとめの学習、そして、1月につながる復習を進めて参ります。訪問ありがとうございました。

   

「平和」の意味のとらえ方の違いからルワンダ国を理解する。

ハテゲカ・ルイス・プロッシー先生との「道徳」の授業(2018,12,14 5校時)


 この授業には、担任が英語の授業をすることの大切さを実感している英語科免許を持つ3名の教員(担任:前林伸也教諭、教務主任:只野光教諭、支援員:野木恵深先生)が、通訳等で関わりながら、授業を成立させています。
 

 ●主  題:「国境を越えて」
 ●内容項目:伝統と文化の尊重、国や郷土を愛する態度
 ●題  材:学研 道徳「ペルーは泣いている」
※児童は事前に本文を読み、ワークシートに自分の考えを書いた状態で臨んでいます。

 最初に題材「ペルーは泣いている」から、ペルーに渡って女子バレーの代表監督を務め世界4位まで導いた加藤明が、選手や国民に受け入れてもらうまでの「壁」や、その「壁」をどう乗り越えたかについて、担任が児童の発言をコーディネートし、授業を進めました。

 そして最後に担任が、この「違い」が、先日校長室でプロッシー先生と話したときにも見られたことに触れました。黒板の左(加藤明側)にその時の5の1の子どもたち、右(ペルー側)にその時のプロッシー先生の写真を貼り、左の吹き出しに「笑顔、争いがないこと、Happy、友達がたくさん、ピース(サイン)」と書きました。

 ここで前林教諭は「プロッシー先生から『日本の子どもたちに今、伝えたいこと』として話していただきます。」と振りました。

20181214 プロッシー先生の子どもたちへのスピーチ.pdf

5年道徳の授業で、プロッシー先生に熱く語っていただきました。

 12月10日(月)プロッシー先生がはじめて来校された日の昼休み、5年生が自主的に校長室を訪れ、プロッシー先生とコミュニケーションを図りました。
 

 はじめに、プロッシー先生に一般的な質問をさせていただいていましたが、徐々に慣れてくると、子どもたちからは、「日本とルワンダの学校の違いはなんですか。」などの質問がで始まりました。「ルワンダの子どもたちも、日本の子どもたちと同じで、活き活きとしている。しかし、違うことは、パソコン、理科室、本も沢山あるなど整った環境の中で学習ができていることが大きく違う」と教えてくださいました。

 そこで、プロッシー先生から、「平和について、どう思いますか」と問われ、子どもたちは思いもよらない質問に驚きながらも、「笑顔、争いがない、戦争がない、Happy、スマイル」等、知っている英語で答えました。プロッシー先生からは、「平和は大切です。ルワンダは、平和が最も大切です。平和とは、協力、愛し合い、支え合うことができる環境にいるということです。平和を考えて生活をして欲しい。中島村に私が来村できているのも平和で日本が援助をしてくださっているお陰です。・・」と話してくださいました。また、「大人になったら是非、ルワンダに来て欲しい。」と言ってくださいました。約30分に渡り、子どもたちは、自分たちの世界で、話をしていました。

 こんなことがあったことを、担任に話すと、道徳の「国際理解」の授業をやりますか。そこで、二度と無いこのチャンスを生かしてプロッシー先生にゲストティーチャーを務めていただきますか。という話となり、12日に事前打ち合わせをおこない、本日を迎えました。

 教材「ペルーは泣いている」で国際理解について考えた後に、「平和」の意味のとらえ方の違いを考えました。プロッシー先生は、「平和」についての思いを、教材「ペルーは泣いている」と関連づけながら、子どもたちに知って欲しい平和の姿を熱く語ってくださいました。大切な部分は、通訳しましたが、それ以外はプロッシー先生の英語を体で、インスピレーションで感じ取ってもらいました。

    

    

詳細は、学校だより№115号に記したいと思います。今日は、事実のみで。 

Let's try! Speaking Checkをプロッシー先生を相手に。

 子どもたちの今までに英語の学習を通して得た、知識、表現、発音等を確かめる「Let's try!  Speaking Check」を、本日、プロッシー先生に協力いただきおこないました。見ず知らずの外国人に対して、どのように接し、どのようなコミュニケーションを図ることができるのか、ここが最も大切な部分です。6年生全員、5年生の一部がマンツーマンで会話をしました。

  

5年生は、時間が押してしまって、3人しか出来ませんでした。今後時間を頂けるようにして再チャレンジを考えます。さて、プロッシー先生とのマンツーマンSpeakingCheckの中で、次のようなことがありました。会話の中で、中々うまく表現できず、無言になってしまったり、返答できずに困った瞬間を味わうことがありました。私たちは、このような経験をプロッシー先生を相手としてできることはとても価値があったと考えています。一般的には、大人になって体験することですが、今、何て話したらいいの?どうしよう?とよく知らない外国人を目の前にして考えられたことは、今後同じような壁にぶつかった時に役立つものと思うのです。

  

 また、ある子は「Excuse me. May I ask you some questions?」を忘れてしまって、話せませんでした。その子は、機転を利かして「question OK?」と話しました。このように機転を利かせる。正しい英語でなくても相手に思いを伝えられることを体験できたことも価値があったと思います。

 本日の午前中、子どもたちはプロッシー先生とこのような体験を味わうことができました。また、事後の教員との話し合いの中で、今日のような会話で大切なことは、①confidence、②eye contact、③コミュニケーションスキルであると教えていただきました。私たちも学習ができました。プロッシー先生ありがとうございました。