2018年7月の記事一覧

授業の質の充実を目指して、司書と共に実践

 5年生「本はともだち」の単元で「知らせたい本の紹介の仕方をしろう」の学習をしました。子どもたちは、今まで学習してきた「読書ゆうびん」「ポスター」「ビブリオバトル」で知らせることを思いつきました。

 「本を選ぶとき何をみて選ぶのか」を尋ねると、「帯」と「ポップ」を見て選ぶとの返答があり、そこで、「帯」と「ポップ」の違いをまずはノートに自分の考えを記させ、意見交換をしました。すると、子どもたちは、「帯」と「ポップ」を書いている「視点は誰なのか」に着目しました。「視点」が先にでたことに担任も驚きました。「視点」の違いが分かったことが凄いと思いました。ここで、学校司書:大塚先生より、より分かりやすく2つの違いを教えていただきました。その際、特殊な帯として、先日「サトシン流!絵本バトル」をおこなっていただいたサトシンさんの絵本「ごめんなさい」の帯や「うんこ!」のシーズン毎に変化のある特殊な帯の紹介もされました。子どもたちにも帯の概念をくずす、大きさやシーズン毎に変わることに驚きがありました。
  
 次に、「ブックトーク」をテーマを内緒にして行い「テーマを当ててみて?」と4冊の本を提示しました。あえてテーマを隠してやることで、4冊の本に通じるテーマを考えさせました。テーマは「学校」でしたが、このような提示をすることで、子どもたちは、「ノンフィクション、ノンフィクション、ファンタジー、短編集」の「本のジャンル」を知ることができました。
 
 図書を読み込んでいる学校司書:大塚先生だから表現できることが、随所に盛り込まれた授業が展開できました。
 次時は、今日の学習を活かして、1冊の本の「帯」と「ポップ」を書きます。