2022年6月の記事一覧

593校長室のひとり言(ドッキリ)

私が招集した会合が本校で行われた日
会の役員であるO教頭先生がご来校です。
近隣の某小学校にお勤めのO教頭先生
実は・・・、
今、本校で教育実習をしているKMさんが
滑津小学校6年生の時の「担任の先生」

「今日の午後、O先生が来るからね~。」
KMさんには事前に伝えておきました。
会の開始前に会わせることを約束して。
そして、運命の瞬間
「先生に会いたい人がいるんですよ。」
突然、ある種の「衝撃」に出合うと、
人間って、見事に固まるんですね(笑)
ねらってもできない、こういう幸運を
自分にぐっと引き寄せるKMさんは、
「持っている」方なのでしょう。

 

 

 

 

 

教職を志したきっかけが、
6年生担任のO先生との出会いだったと
以前、校長室で話してくれていたのです。
学級の人間関係等に悩んでいたときに、
優しく見守り、支えてくれたのだそう。
解決するまで、ずっと・・・。
O先生のお人柄がわかりますね。
ステキな話だと思いませんか?
10年ぶりの再会に、喜ぶ二人でした。
その様子を見て、
サプライズを仕掛けた私も、
心がほっこりとしました。

592校長室のひとり言(旧知)

日清カップ会場で、もと同僚に遭遇です。
私が初めて学年主任を任されたときの。
大所帯の出場校の監督でした。
立ち話ながら、当時にタイムスリップ
前稿の、「葛藤」なんて無い時代(笑)

いつもながら物腰が柔らかく、しかし、
秘めたる闘志があるのが感じられる。
さすが、某高校野球部の甲子園出場組、
伝説のキャプテンと呼ばれる人です。
学校生活の陸上競技以外の「部分」で、
彼に指導される児童は幸せだな。
そんなふうに思いました。

観戦スタンドに校長3名が集まりました。
先輩校長と、私と、同世代の校長です。
ここは、ゴールが見えるポイントです。
退職間近なのに、写真撮ってて倒れたら
俺、ニュースになっちまうな~。
その時は、ウチら二人で心肺蘇生します。
観戦しながら、「軽口」合戦です。

多分・・・・の話ですが、
あの会場に来られた他の校長やら教頭
皆様、一見のほほ~んとされてますが、
実は、熱い血潮がふつふつと状態(笑)
昔取ったなんとか、ですよ。きっと。

本稿はマニアックな内容でしたが、
No.589から読み返していただくと
私の思考過程がわかると思います。

 

591校長室のひとり言(技能向上)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

本校では、体力向上と技能習得を目的に
特設「陸上競技部」の活動をしています。
希望者を募っての部活動です。
日清カップ等の対外試合への参加は、
活動内容のひとつだと考えています。
最優先の目的ではありません。
走るフォームを矯正したいとか、
走ることで体力アップを図りたいとか、
走り高跳びの技能を身に付けたいとか。
入部希望の様々な理由があって当然です。

今回の日清カップに出場する選手の中で、
一番苦労したのは、「ハードル」ですね。
ある程度の技能習得が要求されますから。
出場する3名の子どもたちは、
前日の朝も、練習に励みました。
本番は、無事にゴールしました。
ハードルを倒さず、自身も転ばずに。
とても立派だと思いますよ。
(写真は、ビフォー・アフターです。)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

出場するからには、
子どもらに不安を抱かせてはいけない。
心と身体のスタンバイOKで送り出す。
これがセオリーなのですが・・・、
不安要素が生じていたかもしれません。
校長として責任を感じる部分です。
濃厚な練習を推奨し、担当者を鼓舞!
昨今の「働き方改革」「ブラック○○」
の観点からすると、それはNG範疇
どの学校の校長も葛藤してる?(笑)
落としどころに悩んでないのかな~。
なんて、考えています。

590校長室のひとり言(教育的なモノ)

全国小学生陸上競技交流大会福島県選考会
県南地区予選会と、長い名前ですが、
通称は、「日清カップ(県南大会)」
即席ラーメンで有名な某食品加工会社が
スポンサー様なのです。
その日清カップの概要は前出記事にて
お伝えしたので、サイドストーリーを。

 

 

 

 

 

 

 

各出場校から競技役員を出します。
今回、偶然にも6年担任のW教諭が
「競技者・招集係」担当になりました。
何と、ゴールした選手を迎え入れる係!
全力を出し切った子どもたちに、
即座に称賛を与えられる特等席ゲット
ほのぼの場面を写真に収めました。

 

 

 

 

 

 

 

 

リレーのサブメンバーがエントリーする
「友好100m」という種目があります。
通常、補欠者は走る機会はありませんが
本大会ではオープン種目になっています。
出場機会を得て、全力疾走するFIさん。
この緊張感&達成感はうれしいはず。
粋な教育的配慮だと、私は思います。

589校長室のひとり言(経験)

 

 

 

 

 

全国小学生陸上競技交流大会福島県選考会
その県南地区予選会が行われました。
本校から28名の出場です。
子どもたちは自己記録の更新を目標に、
精一杯の力を発揮することができました。
トラック競技のゴール付近スタンドで、
その「自己実現」の様子を確認しました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「結果」も重要な要素でありますが、
「経験」に価値を見出したいのです。
校名の入ったユニフォームに身を包み、
陸上競技スパイクシューズを履いて、
大勢が集結する全天候型の陸上競技場で
正式なルールのもと競技をする。
この体験は、貴重な学びのひとつです。
結果の受け止め方は様々でしょうが、
その様々な感情を大切にしてください。
今後の生活に、きっと役立ちます。

この状況下での参加となりました。
承諾に加え、送迎等のご協力をいただいた
保護者の皆様には厚く御礼申し上げます。