2019年1月の記事一覧

学力テストが終わり、次のステージへ

 インフルエンザで出席停止の児童以外は、学力テストが終了しました。休んでいた児童は、明日も続きます。そんな中、6年担任は今日の放課後から私立中学受験児童の個別指導をしてくれています。ありがたいことです。

「今日がゴールではないので生かしていきたいです。」こんな言葉が6年生から

 「今日は国語の学力テストがありました。間違えてしまったけど、今日がゴールではないのでこれからに生かしていきたいです。」「今日は算数の学力テストがありました。答えの説明があまりできなかった問題があったので、きちんと復習をします。」「学力テストの最後の問題、とてもくやしかったけど、またひとつ成長することができた。(※誤答=成長)」このような日記が生活の振り返りカードに記されてきました。担任は子どものひたむきに頑張る姿に目頭が熱くなったと語っていました。私も「私たちが望んでいる言葉を6年生が語ってくれたなあ」と、とても嬉しい気持ちになりました。さらに、ある子は学力テストを終えてすぐに「先生、この問題どうしても解けなかったので教えてください。」と担任に詰め寄ってきたそうです。担任も予想しなかった子どもの姿に喜びを感じながら、一緒に解いたそうです。「学力テスト」を通して、子どもの学びの成長だけでなく、心の成長も沢山あったと思いました。このような成長を嬉しく思います。

 6年生だけじゃありません。他の学年でも次のような姿があったそうです。学力テストがあるので前日に自主学習の宿題を出さなかったそうです。そしたら、次の日に7名の子が自主学習で、自分の弱い分野の問題をしっかり解いて復習をしてきていたそうです。子ども自身が「今、何をすべきか」を分かっていて、自分自身のために頑張ることができました。下記のように自主学習で「まちがいを振り返る」このような姿ができるようになったことに、成長を感じるとともに嬉しく思いました。

    

 このような姿がどの学年でも見られた「学力テスト週間」でした。子どもたちが、目標を持って取り組むことで、学習意欲が一層高まり、滑津っ子の素晴らしさが形になりました。  

 私たち教師も、この学力テストは通過点であり、このテストを各学年の学習内容を確実に定着させる「基礎固め」と考えて今後指導に努めます。そして、4月の県学力テストや全国学力・学習状況調査の応用問題対応に積み重ねていきたいと考えています。

元気に一日のスタートを切りました。

今朝は雪が舞いましたが、子どもたちは、朝日に照らされ元気にスタートを切りました。

     

3年生は、学力テストも終えて、長縄跳びに本格的に取り組み始めました。

 

1年生は、体組成計での体重測定が始まっています。慣れていてスムーズに進みます。

 

5年生は、管理棟のボランティア清掃に取り組んでくれています。いつもありがとう。

4,5,6年生は、学力テスト最終日「理科」です。これから行われます。

「文章問題をくいなくできたのでよかった。」こんな一行日記が!

 

 学力テスト2日目となりました。今日は、算数です。ある学年の掲示板には、先生から子どもたちへのエールが記されています。一人一人が目標に向かって頑張りました。

 さて、本日の朝、提出されたある学級の一行日記に「今日学力テストをやりました。漢字をかんぺきにやったと思いました。そして、文章問題をくいなくできたのでよかったです。」と記されていました。普通に読めば、ごく当たり前の事だと思われるのですが、この文を書いた子どもを思い浮かべて、この日記を読むと、次のように解釈できます。この文には、今回のテストに過去の取り組みとは異なり、しっかり学習をして取り組んだ。そして、苦手であった文章問題としっかり向かい合って、自分の考えを記せた」という達成感が伺える文章なのです。学力テストに向けて冬休みの補習も受け、家庭学習もし、「本気」の取り組みが、その子の考えを、思いを、姿を、大きく変容させていることが伺え、とても嬉しくなりました。

 また、低学年では、本日のテスト終了後に「楽しかった!」と表現した子がいたそうです。子どもたち一人一人が、それぞれ、一生懸命頑張り、納得のいくテストになったのだということが伝わってきました。1,2,3年生、よく頑張りました。

 さて、4,5,6年生は、明日最終「理科」のテストになります。本日、6年生は、算数の学力テスト後に、明日の「理科」に向けて、理科主任によるポイント指導を行いました。6年生の理科の学習で理解不足が見られた単元を中心に理科主任を中心に担任と共にティームティーチングで補完的学習をしました。子どもも先生も最後の最後まであきらめずに取り組みます。

 本校の場合、学力テスト問題用紙は、校長室に保管され、テストが始まる数分前に初めて担任が手にできます。教職員全てが、事前に問題を知ることができないシステムになっています。ですから、今日の6年理科の補完的学習をした内容が出題されるか否かは、誰もわかりません。しかし、この機会に補完的学習で徹底することで、6年生での学習の積み残しが少なくなるとも考えての実践です。