保護者の皆様へ

2019年3月の記事一覧

3月11日(月)ふくしま復興記念講話

 東日本大震災から8年が過ぎました。

 今日の全校集会で、校長先生が次のようにお話しました。 

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 おはようございます。
 今朝は雨と風の中の登校となりました。班長さんや高学年の皆さんのおかげで,安全に登校することができました。ありがとうございます。
 今日は3月11日です。8年前の今日と同じ日,3月11日に東日本大震災が起きました。その時,だれも経験したことのない程の大きな地震による揺れと,地震が原因で起こった津波が東日本の海側を襲いました。
 この震災で亡くなった人は,日本全国では,約1万6千人,福島県だけでは約千六百人と言われています。今日は,朝の内からテレビのニュースなどで伝えられていますね。皆さんは,家に帰ってから,東日本大震災に関係のあるニュースの中から,自分が関心を持ったことや,よく分かったと思ったことを心にとどめてください。
 校長先生からは,皆さんに見て欲しいものと聴いてほしいことを準備しました。

◇新聞
 平成23年3月11日,12日,13日

  

◇作文
 平成26年に小学6年生 O.S.さん(石川小学校)
※ ふくしま子ども宣言作文コンクール作品 より
二つのことを感じた
 ・酪農家,農家の方々が,放射線の影響で被害に遭ったこと
 ・家族が助け合って“広がる未来”といえるほどの希望を持って頑張っていること


  今日,午後2時46分に村の防災無線で追悼(黙祷)の放送,サイレンがあります。担任の先生と一緒に,震災の日のこと,震災,津波で亡くなった人,被害に遭っても頑張っている人のことを思い描いて祈って欲しいです。

以上で校長先生のお話を終わります。

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校長先生のお話が、しんとした校舎内に響き渡りました。

どの学級でも、新聞の資料を真剣に見つめるこどもたちのまなざしがありました。

 

そして、14時46分。村の防災無線でサイレンが鳴ると、子どもたちは自然に頭を下げ、静かに黙祷をささげていました。