「お昼の放送での校長先生のお話は、昨日でおしまいでしたが、どうしても伝えたいことがあったので連絡します」そう言って、下のような話をしました。すると、お昼休みに、また雪だるまが変身したのです。１年生も２年生も、３年生も５年生も手当てしてくれたようです。葉っぱの数がすさまじいです！

「今朝、校長先生だけではなく、雪だるまも、みんなの登校をお迎えしました。下学年の子が『一人ではさみしいよ』って言って、仲間の雪だるまを作ってくれました。校長先生はその優しさに感動しました。９この雪だるまが並びました。つまり９人が作ってくれたんですね。きれいな心がきれいな言葉になって伝わってきました。でも、やっぱり、２校時が終わるころ、雪だるまは溶け出しました。すると、誰なのかは分かりません。でも、きっとひとりじゃない！あのね、雪が溶けて落ちてしまった人参のお鼻やボタンを付け直してくれた人がいる。いちょうの葉っぱを拾ってきて、優しくお供えしてくれた人がいる。きれいな心がきれいな行動になったんだよね。校長先生は、ジ～ンとしました。どうしても言いたかったの。雪だるまの仲間を作ってくれたみんな、ありがとう！溶けてしまた雪だるまの手当てをしてくれた人ありがとう！昨日教えた３つのことを実行したんだよね。『やさしい言葉を選ぶ』『違いを否定しないで、ひと呼吸おいて受け止める』『一人になりそうな人に、そっと寄り添う』。とても素敵です。」