6年生「森林環境学習」で、椅子作り!全員時間内に完成。

 6年生が、森林環境交付金事業補助金を使用した「森林環境学習」を本日8時40分より10時15分に「総合的な学習の時間」で行いました。今年度6年生22名が総合的な学習の時間に「環境」をテーマに学習しています。その一環で、間伐材を利用した椅子づくりを体験しました。

 森林に覆われた日本は、人工林(スギ林、檜林等)がたくさんあります。その人工林の手入れで、木を大きく育てるために間伐が行われます。校長より子どもたちへ話がされました。まず、杉、松などの木材を五感を通して感じてもらい、「なぜ、折角植えた木を間伐するのか。」について話し合いがされ、間伐することの意義を学んだ上で、大工:日下健次さん(矢祭町)の指導で、椅子作りにチャレンジしました。日下さんには、間伐材を椅子のキッドに加工したものを持参いただきました。(※本校児童のために特別に加工していただいています。)

 子どもたち一人一人が金槌を手に、釘を打ち、椅子を作りました。椅子を作りながら、木の持つよい香りと暖かみを感じながら、ものを作る楽しみを味わえたようです。世界に一つだけの椅子が全員時間内に完成しました。さすがに6年生でした。速く仕上がった子は、椅子に座り、木の温かい感触を味わいながら、語らう姿がありました。 
 日下さんには、ご多忙の中、来校し、ご指導をいただきありがとうございました。感謝です。 

  

  

  

  

※6年生は、本日、自宅に「世界でたった一つの椅子」を持ち帰りました。