全校生と保護者が「SNS使用」について一緒に考える

本日、教育講演会を福島県教育センター情報教育チーム 目黒朋子先生をお迎えして開催しました。1年生から6年生までの一斉指導ということもあり、低学年は聴けるか心配でありましたが、「楽しいコミュニケーションを考えよう」とワークシートを使いながら、子どもたちの考えを引き出し、発表させるなど指導方法を考慮いただいたお陰で、165名全児童が集中して話を伺い、学ぶことができました。

  

・文字言葉だけのやりとりは、その言葉を受け取る相手の気持ちで誤解を招いたりして、傷つけてしまうことがある。・ライン等でどのような状態でトラブルが生じるのか。ラインのスタンプによる気持ちの伝わり方。・写真を公開する前に考えなければならないこと。・ネットの「あやしい」を見きわめる。等のことを教えていただきました。

   

さらに「ネット依存症」は、完全に病気であること。どうして依存症になるのか、ゲーム会社のレベルデザインの話にも触れられ、どうしてやめられなくなるのかについてもお話をいただきました。また、ゲームをやり続けることで全国学力学習状況調査の結果が低下することもグラフデータを提示され、お話くださいました。SNSの危険性を子どもたちも認識できたようです。

 子どもたちを退席させ、その後30分間は保護者に対してお話くださいました。ネット社会で子どもたちが生きて行くために、親ができること、親としてしなければならないことをお話いただきました。親さんにも感じていただけたものと思います。

 

 目黒先生には、ご多忙の中、ご来校、講演・指導を賜りましてありがとうございました。感謝いたします。