村野井先生をお招きして「小学校外国語研修会(校内)」

    来年度から本格的に始動する英語教科化に向けて、子どもたちがよい環境で学習を展開できるように、本校の対応策として、すでにご承知のとおり2名の教員が昨年8月から今年2月までほぼ毎週土曜日に仙台市にある東北学院大学に通学し、中学校英語2種免許を本校の全教職員の温かいバックアップもあって取得しました。
 次に、英語教育先進地へ全教員を日を分けて派遣し、外国語活動の授業参観をし、各教員に英語の授業はどういうものかというビジョンを描いていただきました。
 そして、本日、東北学院大学で本校教員がお世話になった英語教育のスペシャリストである東北学院大学文学部長:村野井 仁先生に来校いただき、「小学校における英語教育の進め方」について講話をいただきました。
 語学教育は、子どもの豊かな人格を育てることをはじめ、英語学習の意義、小中高・英語教育のねらい、そして、第二言語習得の認知プロセスとして「児童生徒の中でどのような変化を促すべきなのか」指導のポイントをご指導いただきました。現在、5,6年生で使用されているHi,Friends!の「言語活動の流れ」についても丁寧に説明いただき、子どもに多くのインプット(聞く)の機会を提供することでアウトプット(話す)ことに繋がることをご指導いただきました。
 現在まで、色々な研修を積んできた本校教員にとって、最後に目からうろこの学ぶ機会となりました。
    なお、本校の保護者の中には、学生時代村野井先生のゼミに所属されていた方もおり、この日は、なつかし再会と同時に、一緒に講話をお聴きいただきました。
 保護者と教員が一緒に学べる機会も良いですね。
 村野井先生には、ご多忙の中、本校教員のために遠路はるばるご来校いただきありがとうございました。今後とも、よろしくお願いいたします。