861校長室のひとり言(式辞)

 

 

 

 

 

 

節目となる儀式的行事には、
校長の話、いわゆる「式辞」があります。
言葉どおりの格式は定かではないですが、
子どもたちの印象に残る話をしようと
常に心がけています。

今日の第2学期終業式の話は、前段で
2学期に見られた各学年の長所に触れ
全校生の丁寧で誠実な努力を褒めました。
後段は今学期の「持ちネタ」です(笑)

「自分の 強さ って、何だろう?」

強さの意味は、
①良いところ ②素晴らしいところ
③得意なこと ④自信のあること
⑤自慢できること等、と説明済みです。
それを、たくさん見つけましょうと
ず~っと、問いかけてきました。
その「答え合わせ」をしました。

5つ、提示しました。
1 自分には、良いところがある。
2 先生や友達から、素晴らしいね、
 すごいねって、褒められたことがある。
3 何回も練習したら、得意になったこと
 がある。
4 まだ、人には言っていないけれど、
 自信がある、自慢できることがある。
5 毎日、楽しいなって思いながら学校へ
 来た。それが、自分の強さかも。

この中で、ひとつでも当てはまるなら
立ちましょう! と。
すると・・・。
その瞬間、子どもらの立ち上がる音が
聞こえたような気がしました。
大勢が立ち上がる姿を壇上から見て、
浪花節気質の涙腺が、ウルッと・・・。
その後の第一声は、震えていました。
正直、それほど起立しないだろうなぁ、
なんて考えていた自分がバカでした。

こんなにも、
滑津小学校には、強さがあったんです。