3学期の身体測定の結果を配付しました。

大変お待たせいたしました。

3学期の身体測定の結果を本日配付しました。

ぜひ、お子さんと一緒に前回の記録を見返しながら、

確認していただきたいと思います。

 

本校では、体組成計で毎学期の身体測定をしており、

今年度で4年目の取り組みとなります。

「体組成」とは、筋肉や脂肪、骨など私たちの体を

構成する組織のことです。従来の体重計との大きな違いは、

体重だけでなく、筋肉や脂肪がどの部位にどのくらい付いているのか、

また、どのように変化しているのかをチェックすることで、

自分の体のバランスや成長を知ることができることです。

 

ただ、すべて分かる・・・ということではありません。

 大人の用紙

 小学生の用紙

ご覧のように、大人には印字される項目が

子どもには反映されていないものが多くあります。

 

そこで、会津短期大学の渡部琢也先生やTANITAにご助言を

いただきながら、計算式やグラフを作成し、

「体型判定」を表示することが可能となりました。

「体型判定」は、体脂肪率と筋肉量を合わせて、

総合的に体型を評価しているので、自分の現在の

体型が一目瞭然です!赤い点で示しています。

 また、本校の子どもたちの体型変化を調べていて、分かったことがあります。

体型判定と同じく、縦軸が体脂肪率、横軸が筋肉量を示しています。

2018等は年度、①・②は学期を表しています。

このグラフから「1学期から2学期にかけて筋肉量は上がるが、体脂肪率は下がり、

2学期から3学期にかけて筋肉量は下がるが、体脂肪率が上がる」ことが分かります。

(日本生態学会の論文でも紹介されています)

 

前回の体型判定と見比べて、今回、左上に赤い点が付いた子がほとんどでした。

ただ、児童のなかには、赤い点が右下に付いた子もいます。

その子は、冬休みたくさん体を動かした証拠だと思います。

よく頑張りましたね!

 

ピュアヘルスサポートファイルには、一人一人にコメントを記入しました。

また、肥満傾向・やせ傾向のお子さんには、「ほけんだより」でもアドバイスを

載せましたので、ぜひ参考にしていただければ幸いです。

 

[ 担当:養護教諭 ]