模擬選挙(有権者教育 6年生)

 26日(水)に公益社団法人白河青年会議所(白河JC)の事業「模擬選挙(みらいく)」を本校で実施しました。

 6年生の社会科に関連した学習で、前日の「租税教室」に引き続き2日連続の外部の講師を迎えての授業。模擬選挙では、実際に選挙で使用する記載台や投票箱を設置し、本物の選挙会場のような雰囲気でスタート。
 授業では、初めに白河JCの上田理事長様からごあいさつをいただき、JCの活動や民主主義のしくみについての説明がありました。
 その後、実際の選挙と同じように村長の立候補者3名が演説(選挙公報も配付)し、子ども達はその演説内容を考え誰に投票するか決めて、実際の選挙と同じように投票しました。

<3名の候補者と公約>
●マッスル党・ラガーマン「マッスルしようぜ!」
(公約)①1日1回の体育授業の導入 ②タンパク質摂取制度の導入 ③集団下校のワンチームの徹底
➡筋肉モリモリ、Tシャツ姿で熱く熱弁しました!

●下町ロケッ党・工場長「君たちの未来を応援します」
(公約)①職場体験学習時間を増やす ②学校にリフレッシュスペースの開設 ③メンタルトレーニング教育の導入
なんと、滑津小の卒業生! 演説の始めに「校歌」を歌ってくれました!

●セレブ党・秘書「世界に羽ばたきましょう!」
(公約)→テーブルマナーの授業を導入 ②多国籍語の授業の実施 ③アニメ鑑賞の時間をつくる
➡服装や容姿、話し方からセレブ感が伝わってきました!

 投票終了後に集計作業があり、子ども達に投票結果の報告がありました。当選者からのメッセージも子ども達に伝えられました。
 模擬選挙の授業で子ども達からは、「選挙の方法や大切さが、実際にやってみてわかった」「誰に投票していいかとても迷った。」「選挙の大切さがわかった。大人になったら必ず行きたい。」などの感想がありました。授業での学習を、模擬選挙でさらに深めることができ、担任と子ども達からは大好評でした。
 今回の模擬選挙の事業は、全国のJCで実施しているのは、白河JCだけと伺いました。このような機会をいただいた白河JCの皆様に厚く御礼申し上げます。白河JCの皆様の熱意が、子ども達にも十分に伝わり、教育的価値が高まった授業でした。やはり、教育にはこのような熱い想いが大切です。
 そして、未来を担う子ども達にとって、選挙や納税の学習はとても重要です。ご家庭でも、この機会に話題に取り上げていただけると幸いです。