プロッシー先生との「道徳」の授業 Part 2!

   12/17(月)昨日、5年2組で、担任と教務主任とプロッシー先生で道徳の授業を展開しました。5の1では「平和」について考えましたが、5の2では、「節度ある生活、国際理解」について「食」を通して考えました。                                          

 コンビニの陳列棚の食品に注目し、賞味期限、消費期限を過ぎた食品はどうなるのか。廃棄処分となることを基に、日本の食料自給率にも触れ授業がスタートしました。子どもたちが「もったいない」という気持ちを抱いたところで、14日の5の2の給食の残さいの写真を提示しました。さすがに、「あいったた!これはちょっと。」「これがくるとは思わなかった。」等の発言があり、自分たちの生活を振り返えるきっかけとなりました。子どもたちは、自分で言っていたけど自分も出来ていなかったことに気付いたり、もったいないと自覚はしているけど今まで続けてきてしまっていることにも気付けたようです。                               

 このような前段があり、プロッシー先生にルワンダの食生活についてお話をいただきました。プロッシー先生の話を伺いながら、豊かな食生活を送っている私たちにとって、信じがたい事実も存在することを知りました。子どもたちの心に大きな衝撃が走りました。

 プロッシー先生は、まとめとして、「これから無駄にしないで欲しい。苦手でも少しずつ試して欲しい。そして、感謝しながら食べて欲しい。」とお話くださいました。また、5の1の授業「平和」にも触れ、平和(ピース)の中には、お腹が空いていないことも含まれている。お腹が空いていないのも「平和のしるし」である。とおっしゃいました。価値ある学習になりました。ありがとうございました。

   

※授業の中での通訳は、教務主任がポイントを押さえて子どもたちに伝え、キーポイントとなる言葉は、担任がプロッシー先生の話を聞きながら、板書していくという連携で、授業が展開されました。