心を落ち着け、落ち着いた行動を!

 子どもたちや先生方の「おはようございます」の挨拶が学校中に響いています。登校後、着替えを済ませた子どもたちは、校庭に出て元気に走ったり、遊んだりしています。8時過ぎには、全校生が走り出します。一日の活力が生まれています。
 そんな本校ですが、震災後、曜日を決めて、リラクセーション(Relaxation)の時間を設けておこなってきました。方法はいくつかありますが、「漸進的筋弛緩法」という方法を用いたリラクセーションです。
 個々の筋肉を意識的に緊張させてから緩めることによって、心身をリラックスさせる方法です。不安や緊張、恐れを抱いたときには筋肉の緊張が高まり、この体の緊張が不安などの気持ちを強めてしまうことがあります。そのため、体の緊張を緩めることでの効果(不眠の解消、体の緊張感の緩和など)に加え、 感情面でも落ち着きを取り戻しやすくなる、という効果も期待できるからです。
 毎週火曜日、8時25分から、ストレスで生じた緊張や不安に対して自己コントロールし、リラックスした状態が導けるようになることを目的としています。今週もおこなわれ、子どもたちは、リラックスした状態で1校時に入りました。