思いやりのある家族の行動

先週、学校へ須賀川在住のご年配の男性より、次の内容の電話がありました。

「休日に、国道沿いの歩道を歩いていると、強風で帽子が飛ばされてしまった。自分は目が不自由のため、どこに飛ばされたかも分からず、探すのを諦めていたところ、わざわざ拾って自分の所まで届けてくれた家族がいた。聞くと中島村に住む4年生だという。ぜひ、お礼をしたいので子ども達に聞いてほしい。」とのことでした。

早速、確認すると、本校の4年生女子だということが分かりました。
そして、今週その男性よりお礼の手紙と色鉛筆セットが学校に届きました。

4年生の女の子に、改めてお話を聞くと、飛ばされた帽子を探すのに苦労したようですが、男性が目が不自由だと分かったので、家族で探し、届けたそうです。

話を聞き、校長も感動。男性から届いたものを渡し、思いやりある行動を褒めました。
なお、校長が男性にお電話し、本人に品物を渡したこととその御礼をお伝えすると「強風の中、わざわざ拾って届けてくれて、その優しさに感動してうれしかったのです。」とお話がありました。

思いやりのある家族の行動に、拍手を送りたいと思います。