渡部琢也先生より体組成計でのデータの見方を学ぶ。

 本日、県専門家連携事業で会津大学短期大学部 渡部琢也先生を講師としてお迎えし、本校が昨年度より取り組んでいる「体組成計での体重測定のデータ分析」についてご指導をいただきました。校内学校保健委員会としての開催となりました。
 詳細を分析すれば、大学の講義を聴いているようで大変難しい内容になってしまいますが、一つ一つのデータから言えることは、他地区のデータと比較検討し、本校の実態を知ることができました。
 現在、話題になっている「肥満度」等については、福島県で計測した児童のデータから、一般的に「高度肥満」「中度肥満」「軽度肥満」と「標準児」の割合がへき地は高く、大都市部、中学都市部は低いことが分かりました。本校のデータを比較してみると、本校は大都市部に近い割合、数値になっていることを知ることができました。これは、登下校で集団登校することにより、体が作られていることや朝のマラソンの継続、チャレンジ600m等の活動がプラスに働き効果を上げていることが分かりました。本校の子どもの肥満率は、大都市部のように「低い」ことがよく分かりました。素晴らしいことです。
 また、今後、より肥満傾向の児童を「標準児」にするために、運動エネルギー消費量は、時間に比例する。糖質消費と脂質の消費は、呼吸商でみることができるそうです。脂肪燃焼効率の高い所で運動することが標準になれることも分かり、今後の示唆をいただきました。
 本校でも、本日のご指導を活かし、子どもたちに日々の運動が無駄にならないように対応して参ります。