「外国語科」授業はどう展開するの!みんなで学びました。

    昨日2/28日、本校において外国語科授業研究会をおこないました。
 外国語科の授業実践のために昨年度より、中学校英語2種免許取得に始まり、ALL Englishの授業参観、そして宮城教育大学附属小学校で授業実践を学ばせていただき、前向きに取り組んできた教師集団が2授業を公開しました。英語専科教員が授業するとか、ALTが主導で授業を展開するものでなく、学級担任が主導で授業を展開する3人体制での授業を行いました。村内の先生方はじめ、多くの先生方、教育関係者の皆様に参観いただきました。

●研究授業1(11:25~12:10)・6年外国語科、
・単元名「小学校生活・思い出」(We Can2 Unit8 【What do you want to be?】
・授業者:只野光教諭、森はるか教諭、野木恵深支援員

  

※単元の導入時のインプットを中心とした授業が公開されました。子ども達は、学習に必要な単語、表現を先に学び、自己表現できるように学びました。

  

●研究授業2(13:30~14:15)・5年外国語科
・単元名「あこがれの人」(We Can1 Unit9 【Who is your hero?】
・授業者:只野光教諭、前林伸也教諭、野木恵深支援員(※全て英語免許所持者)

  

  

※ 子ども達が思考を働かせる「目的」「場面」「状況」を与えながら授業が展開されました。学級担任が発言をコーディネートし、内容に深まりのある表現がされました。

 

※毎時間、振り返りカードが授業の最後に記入され、それを評価(先生の朱書きで一人一人に励ましの言葉が記されます)し、次の時間に活かされます。

●事後指導&講演会(14:45~16:30)
・演題:「新学習指導要領及び4技能の指導と評価について」
・講師:宮城教育大学准教授 鈴木 渉先生

  

 鈴木 渉先生から、授業参観しての指導を含めて「学習指導要領及び4技能の指導と評価について」お話をいただきました。先生は、「文部科学省初等中等教育局国際教育課外国語教育推進室小学校の新たな外国語教育における補助教材の検証及び新教材開発に関する作業部会」の委員としても活躍されており、小学校英語の教科化に向け尽力されてきており、2020年から本格実施される学習指導要領のとらえ方、理想的な授業展開、知識・思考・態度の評価の仕方も具体的にご指導をいただきました。このように準備を整えて、来年度に臨みます。