保護者の皆様へ

理科におけるメタ認知

 

 理科の学習では、メタ認知的思考が活発にはたらきます。学習中、子ども自身が自らの行動を制御したり調整したりする中で、自らの考えを第三者的な視点から振り返る思考活動をくりかえしてしています。

 例えば,「この容器はどんなものなのかな?どう使うのかな?」を考える中で,子どもが「今までの学習とのつながりは何かな?」と自分自身に問いかけ,理由について考えをめぐらします。そして,「上の蓋をすると空気が入れ替わることができないな…」と自分なりの考えを導きだしていく活動が考えられます。

この学習活動の中で自分自身に問いかけている「学習とのつながりはあるかな〜」という言葉は,問題を解決していくための知識であり,メタ認知に相当すると考えられます。

理科を学ぶ重要性について少し紹介しました。  理科主任