保護者の皆様へ

カプリオールのおまけ

 カプリオール講演後の反省会でおもしろい話を聞くことができました。Q:質問→A:答えでご紹介致します。

Q:シルクドソレイユは世界中からパフォーマーが集まるがコミュニケーションはどうするのか?
A:英語とフランス語が入り交じっている。演出家は英語を使うが説明が早いので聞き取れなかったところは友達に聞く。やさしい英語で話してくれるがそれでも分からないところは身振り手振り。

Q:公演後練習をしていたが疲労はないのか?(午前に公演があり午後の吉子川は二公演目)
A:公演後は身体が温まっているので動きやすい。通常の練習は4時間ほど続きでやるのでそれと比べると体力的に問題はない。

Q:「夢をもって」と「夢をかなえるまほうのことば」に大変共感した。全校集会で校長の話と通じるものがある。打ち合わせをしていたのか? 
A:全校集会があったことも校長先生がそのようなお話しをされていたことも知らない。全くの偶然。同じ事を話して下さっていたのであればうれしいこと。

Q:夢をかなえる言葉「ありがとう」についてエピソードがあれば。
A:公演を見ていた方から次のオファーを受けることがある。自分たちを応援してくれる、推薦してくれる、多くの方に支えられての今がある。感謝の気持ちが夢の実現につながった実感。

Q:最後はシルクドソレイユの舞台に!という目標があったから夢が実現したのか?
A:シルクドソレイユが最終ゴールではなくて通過点。世界中の多くの人に見ていただけるという点ではシルクドソレイユは最高の舞台。もっと多くの人に見ていただけるよう活動を広げていきたい。

Q:シルクドソレイユのオーディションに合格したときのことについて
A:オーディションに合格したからと言って出演依頼がくるわけではない。合格者はアーティストのリストに載るが出演依頼がくるのは1%ともいわれている。
 出演と言えば震災のニュースはシンガポールで知った。現地で募金を募り被災地に届けた。ダブルダッチの仲間も津波で亡くなった。震災後ひと月経ったとき仮設の体育館で演技をした。こんな時に演技をして良いのかという思いもあったが、演技をすると最初に子ども達が笑顔になってくれた。その子ども達の笑顔で大人も笑顔になった。自分たちも勇気づけられた。