保護者の皆様へ

着衣水泳教室がありました

 白河着衣水泳研究会の指導員のみなさんをお招きし着衣水泳教室を実施致しました。みなさん消防署に勤務する9名の消防マンです。お忙しい仕事の合間をボランティアで来て下さいました。お休み返上で、また夜勤明けの中、ありがとうございます。この場をお借りして御礼申しあげます。
 9名の指導員が学年ごとに別れ、きめ細やかなご指導をして頂いたおかげで昨年浮けなかった子が浮けるようになったと喜んでいました。何人かはペットボトルなしで3分間、浮いていられるようになりました。実技に先立ち講義を頂き、おぼれたとき、おぼれている人を見つけたときそれぞれの対応を教わりました。
【おぼれた時】
 ①浮く事だけを考える(救助を待つ)
 ②大声を出さない(肺の空気が抜け浮きにくくなる)
 ③無理に泳ごうとしない(服が邪魔して動きにくい、身体にひっついて泳げない事が多い)
【見つけたとき】
 ①飛び込んではいけません
 ②浮くものを放り投げわたします
 ③救助を求めます(119、周りの大人)
 ④励まします
 様々な救助がありますが、水の中にいる人を水の中から助けるのは最高難度なのだとか。水難事故の6~7割は助けに入った人と言われているそうです。プロでも万全の装備で複数で救助します。出会いたくはない状況ですが、大人にもあてはまりますので、万が一の時は冷静に対応したいものです。教科書が入っていてもランドセルは浮くそうです。浮く物を投げるのが一番効果的。棒やロープは自分が引きずりこまれないよう細心の注意が必要です。