保護者の皆様へ

2018年11月の記事一覧

11月19日(月)道徳教育地区別推進協議会

 道徳教育地区別推進協議会には、県南の小学校・中学校・高校の担当の先生方をはじめ、PTAの方々、村内幼・小・中の先生方がおいでくださいました。会の中では、道徳教育の第一人者の聖徳大学大学院教授院吉本恒幸様のご講話、中央研修に参加されてきた泉崎第一小学校長先生の伝達講習があり、参観させていただいた私たちも大変勉強になりました。 

 また、会の中で、本校のこれまでの道徳科の研究実践報告と道徳科の授業公開を行いました。

<1年 「ぽっかぽか」~主として人との関わりに関すること 礼儀~ の授業

  

 

たくさんのお客様が見ている中でも、1年生の子どもたちはいつもどおり元気に学習に取り組みました。

学習したことをふり返って、実際にあいさつを体験し、あいさつの良さを味わったりこれまでの自分やこれからの自分について思いを深めることができました。

 

<6年「までいの牛」 ~主として集団や社会との関わりに関すること 勤労、公共の精神~ の授業>

 

 

 

ふくしまの道徳教育資料集を活用した授業として、資料の扱い方や、多様な考えに触れ考え話し合う授業の改善について提案させていただきました。また、これまでの総合の学習、キャリア教育、特別活動や学校行事で学んだこと・感じたことと関連させた道徳の授業を展開しました。大勢の方々ご参観いただき、事後研究会ではたくさんのご意見をいただきました。

これからも、子どもたちが互いの思いや考えを交流させながら、自己を見つめ、自己の生き方について考えを深めることができる道徳科の授業を目指して、更に研究を深めていきたいと思います。

 

ふくしま教育週間 活動の紹介その2

11月1日(木) 1年 給食試食会 見学会

  

今年度も、給食センターの先生のお力添えのもと実施することができました。

学校給食がどのような配慮で作られているか、またお子さんがどのような環境で給食を食べているかなど、

理解するよい機会になれたのでしたら幸いです。

今後も、お子さんの給食の準備や片付けの状況、食の好き嫌い、食べるスピードなどについてもその様子を知っていただき、そのお子さんにあった食の指導について連携を図っていきたいと考えています。

 

ふくしま教育週間 活動の紹介その3

引き続き、ふくしま教育週間の様子を紹介します。

 

11月5日(月)全学年 キャリア教育「夢とあこがれ」ワークショップ

おうちの方8名を講師としてお招きし、仕事の楽しさや苦しさ、勤労観、職業観などをお聞きしました。

自分で興味のある仕事を3つ選んでお話を聞いたり体験したりしました。

 

   

造園業のお仕事を紹介してくださったU先生。はさみの使い方のこつを教えてくださいました。

学校のドウダンツツジが見る見る整っていきました。

★よしこがわ小学校の赤くのびたはっぱをはさみで切るけいけんができてたのしかったです。(2年)

★親方、ありがとうございました。親方の授業で実際に木を切ったり、光合成について少し教えてもらったりして、とても楽しかったです。また授業してほしいです。(5年)

★植木屋さんの体験を実際にやってみると意外と難しくて、いつもこんなことをしているとはすごいなと思いました。U先生がバリカンでやってみせてくれたら、植木は丸くなっていったのですごかったです。(6年)

★ぼくのしょうらいの夢は大工なので、ちょっとちがいますが、りょうほうやりたくなりました。いろいろなことを教えてくださってありがとうございました。(3年)

 

 

   

印刷会社の工場長O先生のお話を聞いて、子どもたちは名刺づくりに挑戦しました。

★わたしは、めいしをつくっているのをはじめてしりました。いろんなものにいんさつできてすごいです。話を聞けてよかったです。(2年)

★ぼくはO先生の授業で、名刺の色やデザインを考えて自分の名刺を作れたので、とても楽しかったです。(5年)

★名刺は社会で自己紹介がわりだということが分かりました。また、やっぱり将来の夢を実現させるためには勉強が必要ということもわかりました。(6年)

 

 

   

保育士のE先生。読み聞かせのこつやお世話の仕方を教えてくださいました。

★わたしは、毎日子どもがきたら、ちがうところはないかをかくにんすることをはじめて知りました。おうちでもそのことを教えてください。(2年E先生のお子さん)

★私は将来保育士になりたいので、今回色々なことを知りました。例えば、保育士さんが、いつも笑顔で元気で、また来たいと思ってもらえるようにすることが分かりました。今回来ていただき、ありがとうございました。(5年)

★私には小さいいとこがいます。E先生に教えてもらったことをやってみて、小さい子と仲良くなりたいと思いました。赤ちゃんのことや保育士さんのことをくわしく知ることができてよかったです。(6年)

★とってもきれいなうたごえでした。こんどまたきてください。ありがとうございました。(1年)

 

 

    

美容師のU先生。切った髪の毛で、病気で髪の毛が抜けてしまった人のためのウィッグをつくっていることも教えてくださいました。

★わたしもかみをのばして、ガンの子たちのかつらにしてあげたいです。そして、ガンの子たちによろこんでほしいです。(2年)

★今回「美容師」についてのお話ありがとうございました。人の髪の毛を切るだけれなく、気配りをしてお客さんにせっしているんだなあと思います。U先生は美容師としての免許や国家資格を東京の大学などで取っていたんですね。今回は教えていただきありがとうございました。(5年)

★ヘアドネーションの意味がよく分かりました。1日何mmかみがのびるか、細かくおしえてくれてありがとうございます。これからも美容師のお仕事がんばってください。(3年)

 

 

   

役場職員のT先生。村のこと、住んでいる人のことを一番に考えて仕事をしていることを教えてくださいました。

★役場の仕事をおしえてくれてありがとうございます。ぼくも、いろいろな町や村などをもっとすみよいかんきょうにする仕事がしたいです。ありがとうございました。(4年)

★私は初めて役場の人たちの給料は中島に住んでいる私たちの税金から支払われていることを知りました。これからもがんばってください。ありがとうございました。(5年)

★ぼくは、役場の仕事を自分たちの生活の上で大切なかっこいい職業だと思っています。ぼくは、この村はいい村だと思っています。そのためには、役場での仕事は必要不可欠だと思いました。これからもこの村をよりよくするためにがんばってください。(6年)

 

 

   

内科医のW先生。実際の映像を見せてくださったり聴診器で心音を聴く体験をさせてくださいました。

★医師のことについて教えていただきありがとうございました。ぼくの夢は医師です。W先生は、大学の専門学校に行き、6年間も勉強するということが大変だったと思います。ぼくもがんばりたいと思います。本当にありがとうございました。(4年)

★W先生、お医者さんになるために高校を卒業したらどこへ進むのかの問題に「医大!」と答えたぼくです。ぼくのおばさんは病院に勤めています。ぼくは、将来すばらしい医者になってみせます!(5年)

★私はW先生のお話を聞くことをとても楽しみにしていました。医者は技術だけでなく、患者さんとのコミュニケーションも大切だということを学びました。教えていただき、ありがとうございました。(6年)

 

 

   

菓子職人のS先生。一見華やかに見えるケーキ屋さんも実は苦労がいっぱい。

★この間、きらっしぇに行って、なかじそうさんバーガーを食べました。すごくおいしかったです。クリスマスツリーのカップケーキもすごかったです。ありがとうございました。(4年)

★ケーキの作り方を教えてくださってありがとうございました。S先生は、17年も働いているなんてびっくりしました。私は、お菓子を作るのが大好きなのでいい勉強になりました。本当にありがとうございました。(5年)

★おかしをつくるのがきれいでした。やさしくおしえてくれてありがとうございました。(1年)

★いちごのきりかたをおしえてくれてありがとうございました。またきてください。(1年)

 

 

   

農家の仕事を教えて下さったH先生。立派なしいたけを見せてくださいました。

★H先生あ、しいたけをおいしく育ててみんなに食べさせてくれているのですね。ぼくもしいたけ大好きです。(4年)

★私はきのこが大好きなので、いろいろな話が聞けてよかったです。しいたけ菌はビンに入れられていると知って、びっくりしました。原木のしいたけは、しゅうかくまでに2年かかるので、長いなあと思いました。最後にしいたけをさわれてよかったです。ふわふわしてました。(5年)

 ★私は、原発による風評被害にあったしいたけを検査したりPR活動したりして、たくさん苦労してきたのだと思いました。また、農家は自分が作ったもので人を喜ばせることができるすばらしい仕事だと思いました。(6年)

 

~閉会式~

  

  

自分で選んで3人の先生の話を聞きに行きましたが、どの話も聞いてみたかったとだれもが思ったはずです。

それぞれの先生のお話を聞いた児童たちが感想を発表することで共有しました。

中島村には、仕事に誇りをもち、人のために働くたくさんの人たちがいることを実感できました。

一生懸命に働くお父さんお母さんは、子どもたちのあこがれの存在として、最も身近にいる大人です。

これからもぜひその後ろ姿に学ばさせてください。

ありがとうございました。

ふくしま教育週間 活動の紹介その1

ふくしま教育週間中、本校では地域に開いた教育活動をいくつか行いました。

振り返って紹介いたします。

11月1日(木)1・2年 獣医師派遣事業

   

7名の外部講師のご協力で、命の尊さについて学びました。

11月1日(木)5年 人権教育「いじめについて考えよう」

  

学習後の児童の感想を紹介します。

★今までの自分はしらんぷりはいじめより悪くない、と思っていましたが、しらんぷりは、いじめより悪いと思いました、DVDを見て、しらんぷりのほうが悲しかったからです。これからは、いじめられている人がいたら、助けてあげたいです。

★今日の授業で、いじめられている人が一番悲しいのは、助けずに見ている人の目だということが分かりました。それに、しらんぷりもいじめとおなじだということを聞いて、自分の目の前でいじめられている人がいた時は、怖いけれど勇気をもって助けようと思いました。これからは、私は思いやりの心を大切にしていきたいです。

★いじめられている子を助けることは、自分がいじめられることを覚悟するのと同じくらいだと思います。でも、いじめられている子は、見ている人よりももっともっとつらいと思います。ぜめて仲良くするだけでも、その子の助けになるんじゃないかなと思います。私は、おそらく、その場で助けてあげることはできないけれど、休み時間は普通に遊んだり話したりすると思います。本当は、助けてあげた方がいいけど・・・・。

講師としてご協力くださった人権擁護委員の皆様ありがとうございました。