426校長室のひとり言(Do your best.)

「凡ミス、しちゃいました~。」
「○の漢字、忘れちゃったんですよ。」
先週の「学力調査」(国語科)終了後、
校長室の清掃に来た6年生男女ペアに、
感想を聞いた返事でした。

この時期、大抵の公立小・中学校では、
「学力調査」を実施するのが通例です。
「大丈夫、ヘコむ必要はないよ。」
二人にはそう話しました。
「大事なのは、知る、ということ。」

この1回のペーパーテストの結果で
個人の全ての学力が評価される・・・。
当然、そんなことはありませんから。
その結果は、自己の実態の一側面として
きちんと受け止め、課題を見極めて、
今後の学習に反映させればよいのです。
その一方で、
「場数を踏む」という意味もあります。
将来の自己実現のためには、
必ず、「受験」「入試」「○○試験」等が
今後の、節目節目で待ち構えています。
このシステムは変わらず存在しています。
一発勝負で、自分の実力が試される。
そういう場があることも、
徐々に、理解してほしいと思います。
一年に一回、佳き刺激を受ける。
学力調査のメリットかもしれませんよ。

人生で初めての学力調査に挑んだ1年生
その頑張りに敬意を表して掲載します!